2021년 1월 개막 시즌 정기 회원권은 11월 14일(토)부터 WEB 우선 발매 개시

[도쿄 리포터=토시키 아오야마] 도쿄 필하모닉 교향악단(이하: 도쿄 필)이 2021년 1월 개막하는 신시즌의 라인 업을 발표했다. 아울러 11월 14일(토) 10시부터는 정기 회원권의 웹 우선 판매(11월 29일까지의 기간 한정), 도쿄 필 프렌즈 회원을 위한 우선 판매를 개시했다.

도쿄 필은 1911년 창설되었습으며, 2021년 창단 110주년을 맞이하면서, 일본에서 가장 역사가 오래된 프로 오케스트라로 알려져 있다. 2020년의 도쿄 필은 신형 코로나 바이러스 감염증의 영향으로 3월과 4월의 정기연주회는 중지 및 연기를 피할 수 없게 되었지만, 6월 이후의 정기연주회는 출연자 및 연회의 변경을 수반하면서, 철저한 감염증 대책을 강구하며 공연을 계속해 왔다.

2021년 1월의 신시즌 개막을 향해서 도쿄 필은 정기 연주회의 라인 업을 발표했으며, 문화의 요충인 시부야의 Bunkamura 오처드 홀(도쿄도 시부야구), 클래식 음악의 전당인 산토리 홀(도쿄도 미나토구), 일본이 자랑하는 세계적 작곡가 타케미츠 토오루의 이름을 붙인 도쿄 오페라 시티 콘서트 홀(도쿄도 신주쿠구)의 3개의 회장에서, 「새로운 생활」을 보내는 것을 테마로 심금을 울리는 음악을 전해 나갈 예정이다.

시즌 1월 정기연주회에는 이탈리아 출신의 기예 수석지휘자 안드레아 바티스토니가, 2월에는 아시아가 낳은 세계적 거장이자 도쿄 필 명예 음악감독인 마에스트로 정명훈이, 이어 3월에는 특별 객연지휘자로 러시아 지휘자, 피아니스트 작곡가로서의 얼굴을 가진 멀티 예술가 미하일 프레트노프가 등장. 6월 정기에 등장하는 일본을 대표하는 마에스트로 오다카 타다아키(도쿄 필 계관)를 포함해 4명의 지휘자와 함께 8번의 공연이라는 중량급 프로그램이 준비되어 있다.

4 명의 지휘자가 만드는 다채로운 프로그램

①도쿄 필 명예 음악감독 정명훈(한국)

한국을 대표하는 세계적 거장이자 도쿄 필 명예 음악감독인 정명훈은 2월, 7월, 9월 세 차례 내연한다. 2월 2021 시즌 첫 협연은 말러 교향곡 2번 부활이다. 2001년 마에스트로 정명훈이 도쿄필의 스페셜 아티스틱 어드바이저 취임 피로 공연에서도 거론한 기념비적인 작품으로 알려져 있으며, 19세기 낭만파를 대표하는 작곡가 말러의 젊은 날 사생관이 투영된 이 작품은 "다시 살아나라"는 코로나화 사회에 어울리는 강력한 메시지를 담고 있다.

7월과 9월은 19세기 독일에서 활약해 베토벤의 후계자로 칭해진 정통파 브람스의 4개의 교향곡을 2회에 걸쳐 전곡으로 전달한다. 그 어느 것이든 걸작으로 불리며 애청받는 이 교향곡을 거장의 지휘로 선사하는 다시없는 기회이다.

②수석 지휘자 안드레아 바티스니(이탈리아)

이탈리아가 낳은 준영이자 도쿄 필 수석 지휘자 안드레아 바티스니는 시즌 오프닝 1월과 5월 그리고 11월 세 차례 등장한다.

1월은 스트라빈스키의 발레 모티브 곡 '불새'를 중심으로 시작되며, 불길에 빠져 여러 번 되살아나는 불사조인 '불새'에서 모티브가 된 이 작품에서는 주인공인 왕자가 불새의 도움을 받아 마왕과의 싸움에서 승리하는 모험담을 담았다.

5월은 아르헨티나 탱고 거장 피아졸라의 젊은 날의 의욕작 「심포니아 부에노스 아이레스」의 일본 초연, 그리고, 일본에서도 텔레비전 CF등으로 사용되어 널리 알려지게 된 러시아 발레의 걸작 「로메오와 줄리엣」의 2편을 연주한다.

그리고 시즌 파이널인 11월은 작곡가 버티스토니의 자작, 플루트 협주곡인 "쾌락의 정원 (快楽の園)"의 일본 초연이 기다리고 있다. 르네상스기 화가 히에로니무스 보스의 동명 작품에 착상을 얻어 쓴 이 작품은 2019년 가을 베를린 필하모닉에서 세계 초연되어 높은 평가를 받았다. 초연시 솔리스트 돈마조 벤초리니를 맞이한다.

③ 특별 객연 지휘자 미하일 프레트노프(러시아)

러시아가 낳은 천재성 예술가이자 피아노의 달인이기도 한 특별 객연 지휘자 미하일 프레트노프는 3월 정기 연주회에 등장한다. 2020년 3월로 예정됐다가 연기된 스메타나의 연작 교향시 "나의 조국" 전곡 연주가 마침내 실현된다. 독특한 프로그래밍과 연주로 예측불허의 유일무이한 감동을 선사하는 러시아의 거장 프레트노프가 만반의 걸작을 준비중이다.

④ 계관 지휘자 오다카 타다아키 (일본)

오랜 세월 도쿄 필하모닉 교향악단과 삿포로 교향악단에서 지휘해 온 계관 지휘자 오다카 다다아키는 6월 정기 연주회에 등장한다. 오다카는 1987년, 영국 BBC 웨일스 교향악단 수석 지휘자로 취임, 1996년부터 계관 지휘자를 맡아 왔기 때문에 영국 음악에도 조예가 깊다. 현재는, 도쿄 예술대학 음악 학부 지휘과 명예 교수이다.

2002년 차이코프스키 국제 콩쿨 피아노 부문에서 일본인으로서, 또 여성으로서 처음으로 우승하고 현재까지 착실한 커리어를 쌓아오고 있는 피아니스트 우에하라 아야코와 함께 등장할 예정이며, 마에스트로가 도쿄 필 상임지휘자를 맡은 젊은 시절부터 강했던 라흐마니노프의 대표작 교향곡 제2번을 메인으로 선사할 예정이다.

[Photo:(C)上野隆文/K. Miura]

도쿄 필하모닉 교향악단: 
Tokyo Philhramonic Orchestra, since 1911

1911년 창립. 2021년에 창단 110년을 맞이하는, 일본에서 가장 오래된 역사와 전통을 자랑하는 오케스트라로 160여명의 회원을 가지고 있으며, 심포니 오케스트라와 극장 오케스트라의 두 기능을 겸비하고 있다. 명예 음악감독에 정명훈, 수석 지휘자에 안드레아 버티스트니, 계관 지휘자에 오다카 타다아키, 오노 카즈시, 댄 에팅어, 특별 객연 지휘자에 미하일 프레트노프, 레지던트 컨덕터에 와타나베 카즈마사, 어소시에이트 컨덕터에 정민이 있다. Bunkamura 오처드 홀, 도쿄 오페라 시티 콘서트 홀, 산토리 홀에서의 정기 연주회와 「시부야의 오후 콘서트」 「평일의 오후의 콘서트」 「휴일의 오후의 콘서트」 등, 클래식 음악을 넓게 보급하는 공연 외, 신국립극장의 레귤러 오케스트라로서 오페라· 발레 연주, 「도큐 질베스터 콘서트」 「NHK 뉴이어 오페라 콘서트」 「라라보! 오케스트라 명곡 앨범」 등의 방송 연주로 일본 전국의 음악팬들에게 친숙한 존재로서 높은 수준의 연주활동과 다양한 교육적 활동을 전개하고 있다.

Homepage http://www.tpo.or.jp/
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Twitter https://twitter.com/tpo1911
instagram https://www.instagram.com/tokyophilharmonicorchestra/

東京フィルハーモニー交響楽団 2021年1月開幕シーズンの定期会員券を、11月14日(土)よりWEB優先発売開始

東京フィルハーモニー交響楽団(東京フィル)は2021年1月開幕の新シーズンのラインナップを発表しました。11月14日(土)10時~定期会員券のウェブ優先販売(11月29日までの期間限定)、東京フィルフレンズ会員向け優先販売を開始する。

東京フィルは1911年創設。2021年に創設110年を迎える日本で最も歴史の長いプロ・オーケストラとして知られている。2020年の東京フィルは、新型コロナウイルス感染症の影響により3月・4月の定期演奏会は中止・延期を余儀なれたが、6月以降の定期演奏会は出演者・演目の変更を伴いながら、徹底的な感染症対策を講じて公演を継続してきた。

2021年1月の新シーズン開幕にむけ、東京フィルは定期演奏会のラインナップを発表した。文化の要衝・渋谷のBunkamuraオーチャードホール(東京都渋谷区)、クラシック音楽の殿堂・サントリーホール(東京都港区)、日本が誇る世界的作曲家・武満徹の名を冠した東京オペラシティコンサートホール(東京都新宿区)の3つの会場で、「新しい生活」を送るをテーマに心に響く音楽を届けていく予定だ。

シーズン・オープニングの1月定期演奏会にはイタリア出身の気鋭・首席指揮者アンドレア・バッティストーニが、続く2月にはアジアが生んだ世界的巨匠・東京フィル名誉音楽監督のマエストロ チョン・ミョンフンが、続いて3月には特別客演指揮者でロシアの指揮者、ピアニストや作曲家としての顔をもつマルチな芸術家ミハイル・プレトニョフが登場。 6月定期に登場の日本を代表するマエストロ尾高忠明(東京フィル桂冠指揮者)を加え、4人の指揮者とともに8演目21公演という重量級プログラムが用意されている。

4人の世界的指揮者による多彩なプログラム

①東京フィル名誉音楽監督チョン・ミョンフン(韓国)

韓国を代表する世界的巨匠で東京フィル名誉音楽監督のチョン・ミョンフンは、2月、7月、9月と3回の来演する。2月、2021シーズン最初の共演は、マーラー「交響曲第2番『復活』」です。2001年、マエストロ・チョン・ミョンフンが東京フィルのスペシャル・アーティスティック・アドバイザー就任披露公演でも取り上げた記念碑的な作品として知られいる。19世紀ロマン派を代表する作曲家マーラーの若き日の死生観が投影されている同作品は、「再びよみがえり、生きるのだ」というコロナ禍の社会にふさわしい力強いメッセージが込められている。

7月・9月は、19世紀ドイツで活躍し「ベートーヴェンの後継」とも称された正統派、ブラームスの4つの交響曲を、2回に分けて全曲お届けします。そのどれもが傑作と呼ばれ、愛聴されるこの交響曲を巨匠の指揮でお届けする、またとない機会となる。

②首席指揮者アンドレア・バッティストーニ(イタリア)

イタリアが生んだ俊英で東京フィル首席指揮者アンドレア・バッティストーニはシーズンオープニングの1月と5月・11月の3回登場する。

1月はストラヴィンスキーのバレエ組曲『火の鳥』をメインにスタート。炎に落ちて何度でも蘇る不死鳥である「火の鳥」がモチーフとなったこの作品では、主人公の王子が火の鳥の助けを得て魔王との戦いに勝利する冒険譚が描かれます。

5月はアルゼンチンタンゴの巨匠ピアソラの若き日の意欲作「シンフォニア・ブエノスアイレス」の日本初演、そして、日本でもテレビCM等で使用され広く知られることとなったロシア・バレエの傑作「ロメオとジュリエット」の二本立て。

そしてシーズンファイナルの11月は「作曲家」バッティストーニの自作、フルート協奏曲『快楽の園』日本初演が控えます。ルネサンス期の画家ヒエロニムス・ボスの同名の作品に着想を得て書かれたこの作品は、2019年秋にベルリンのフィルハーモニーで世界初演され、高く評価されました。初演時のソリスト、トンマーゾ・ベンチョリーニを迎えられる。

③特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフ(ロシア)

ロシアが生んだ天才肌の芸術家でピアノの達人でもある特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフは3月の定期演奏会に登場。2020年3月に予定されていたものの延期が重なった、スメタナの連作交響詩『わが祖国』全曲演奏がついに実現します。独特なプログラミングと演奏で、予測不能、唯一無二の感動を届けるロシアの巨匠プレトニョフが満を持して手がけるスラヴの傑作に期待がかかる。

④桂冠指揮者・尾高忠明(日本)

長年東京フィルハーモニー交響楽団や札幌交響楽団で指揮してきた桂冠指揮者・尾高忠明は6月定期演奏会に登場する。尾高は、1987年英国BBCウェールズ交響楽団首席指揮者に就任。1996年より桂冠指揮者を務めてきたため英国音楽にも明るい。現在は、東京芸術大学音楽学部指揮科名誉教授。

2002年チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門で日本人として、また女性として初めて優勝し現在にいたるまで着実なキャリアを積み重ねているピアニスト上原彩子とともに登場。マエストロが東京フィル常任指揮者をつとめた若き日から得意としていたラフマニノフの代表作「交響曲第2番」をメインに披露する。

東京フィルハーモニー交響楽団: 
Tokyo Philhramonic Orchestra, since 1911

1911年創立。2021年に創立110年を迎える、日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラ。約160名のメンバーをもち、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者にアンドレア・バッティストーニ、桂冠指揮者に尾高忠明、大野和士、ダン・エッティンガー、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフ、レジデント・コンダクターに渡邊一正、アソシエイト・コンダクターにチョン・ミンを擁する。Bunkamuraオーチャードホール、東京オペラシティ コンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会や「渋谷の午後のコンサート」「平日の午後のコンサート」「休日の午後のコンサート」など、クラシック音楽を広く普及させる自主公演の他、新国立劇場のレギュラーオーケストラとしてオペラ・バレエ演奏、『東急ジルベスターコンサート』『NHKニューイヤーオペラコンサート』『ららら♪クラシック』『ブラボー!オーケストラ』『名曲アルバム』などの放送演奏により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として、高水準の演奏活動と様々な教育的活動を展開している。