[토시키 아오야마] 일본의 관용구인 "너무 늦어 이미 쓸모가 없다."라는 개인적인 느낌이 있지만, 1월 30일 WHO가 드디어 신종 코로나 바이러스에 의한 폐렴에 대한 3차 비상 위원회에서 긴급 사태 선언을 발표했다.

WHO는 긴급 사태 선포를 내는 것으로 조기 종식을 위한 각국의 주의 환기와 노력을 촉구하는 목적이 있다고 여겨지고 있지만 30일 프랑스 르 몽드 지는 중국 정부가 WHO에 대한 긴급 사태 선언이 나오지 않게 압력을 가했다고 보도했다.

신문에 따르면 미국 중국과 프랑스 등의 위원과 고문 등 21명, 옵서버로서 중국 등의 대사가 모임에 초청되었다. 당시 중국 대표가 선언은 문제 밖이라며 강하게 반대했다고 한다.

유엔, 유네스코와 같이, WHO도 중국의 영향 하에 있다. 긴급사태가 선포되면 검역 강화와 도항 제한 등의 조치가 취해져 경제적 파장이 클 것으로 보인다.

일본의 저널리스트 아리모토 카오는, "WHO가 간신히 긴급사태 선언. 일본 정부도 시급히 중국으로부터의 입국 제한을 해야 한다"라고 트윗을 올렸다.

일본에서 가장 많이 팔리는 주간지인 "주간문춘"이 훗카이도 대학의 니시우라 교수에게서 향후 감염 확대에 대해서 들은 바에 의하면 "적어도 2월 첫째 주가 끝날 무렵에는 우한을 중심으로 감염자 수가 10만명을 넘을 것은 확실합니다"라고 예상했다.

발행 부수 150만부 "석간 후지"의 Web 버전인 ZAKZAK에서는 1월 30일자 기사로 지난해 10월 미국 존스 홉킨스 대학 건강 안전 보장 센터의 과학자 에릭 토너가 이번 우한 폐렴과 동류의 치명적인 코로나 바이러스가 '대유행(Pandemic)' 규모에 달할 경우의 시뮬레이션을 실시했던 사례를 소개했다. 이에 따르면 "18개월 안에 세계적으로 6,500만명이 감염으로 사망할 수 있다"라고 파악되었다.

30일 방송된 일본 DHC 방송 "도라노몬 뉴스"에서 중국 문제 전문가인 이시다이라는 "중국 정부는 우한 폐렴 발생 당시에 진단된 사람만을 발표하였지만, 아마 중국인 90% 이상이 진단을 받지 않았을 것이다. 또 발표한 사망자 수에서도, 진단받지 않은 사람이 죽으면 집계에 포함하지 않는다. 지금의 우한은 그러한 상황에서 수만 명 단위로 감염· 사망자도 수만 명 단위일지도 모른다"라고 중국 공산당의 공표 숫자에 의문을 제기했다.

아울러 이시다이라는 "이미 우한 시민 500만명이 탈출하고, 허난 성은 후베이 성에서 유입을 막기 때문에 자경단까지 만들고 있다. 중국 당국은 탈출자들의 ID 정보를 파악하고 이들의 호텔 투숙이나 자가용의 휘발유 주입을 아예 못하게 한 것으로 알려졌다. 중국 당국이 그 정도로 철저하게 대처하는 것은 왜인가를 생각해 보면 답이 나온다"라고 코멘트했다.

베스트 셀러 작가 히야쿠타 나오키는 30일 방송 DHC의 "도라노몬 뉴스"에서 "일본 정부와 여야, 언론의 위기 의식이 희박한 것에도 정도가 있습니다. 홍콩조차 중국 본토의 개별 여행자 입경 정지를 결정했습니다. 이번 우한 폐렴으로 일본 정부의 위기관리 능력 부족이 드러났습니다. 위기 관리 능력을 높이지 않으면 일본은 망합니다"라고 경종을 울렸다.

30일 방송된 DHC 방송 "도라노몬 뉴스"의 시청자들은 "히야쿠타 나오키 선생님, 아리모토 가오리 선생님, 이시히라 선생님의 일본을 걱정하는 마음을 그대로 받아들일 수 있었습니다. 눈물 났어요. 감사합니다." "도라노몬 뉴스를 3년 정도 빠짐없이 시청하고있습니다만, 오늘 프로그램은 과거 최고의 퀄리티! 최소한 100만 재생을 넘어야 하는 방송이었습니다. 히야쿠다 씨, 아리모토 씨, 이시히라 씨, 프로그램 스탭 여러분, 감사합니다!"라는 찬사의 소리가 전해졌다.

다카스 클리닉의 다카스 가쓰야 원장은 "치료는 현재 대중 요법 밖에 없습니다. 현 시점에서는 의료에 과대한 기대는 하지 말아 주세요. 전문가 분들은 이미 잘 아실 텐데 사실대로 말씀하시지 않습니다. 감염 확대 방지는 캐리어와의 접촉을 막는 것이 확실한 대책일 뿐입니다. 나는 정치의 힘으로 할 수 있는 것을 하지 않는 일본의 정치가에게 실망하고 있습니다"라고 트위터로 경종을 울렸다.

북한은 1월 22일부터 중국인 관광객 수용을 전면 중단하고 있다. 필리핀은 중국 우한에서 온 관광객 634명 전원을 송환했다. 러시아는 감염 저지를 위해 2월 초까지 중국 국경의 검문소를 모두 폐쇄했다. 홍콩은 28일 신종 코로나 바이러스의 감염 확대를 막기 위해서 중국 대륙과의 이동을 제한했다. 몽골은 중국인 관광객의 입국을 금지하고 국경지역을 폐쇄했다.

세계는 발빠르게 중국으로부터의 도항자의 입역을 금지하는 쪽으로 급속히 기울어졌지만, 신경이 쓰이는 것은 중국과 가까운 지역에 위치한 일본과 한국의 동향이다. 양국 정부 모두 대응이 안이하다고 전문가들로부터 자주 지적되고 있다.

한국 중앙일보에서는 늑장 대응이 우한 폐렴 사태를 심각하게 만든다는 사설이 나왔는데, 이는 맞는 말이다. 

다카스 클리닉의 다카스 가쓰야 원장은 "탁상 논의는 시간 낭비입니다. 해결책은 매우 간단합니다. 의심 지역으로부터의 여행객 상륙금지, 이미 상륙했다면 안전을 확보할 수 있을 때까지 격리입니다."라고 조언했지만, 정치가들이 과연 그것을 이행할 용기를 가질 수 있을지가 중요하다.

중국 후베이성 우한시에서 발생한 신형 코로나 바이러스에 의한 폐렴의 감염 확대가 멈추지 않는 만큼, 한일 양국 모두 시급한 정치적 결단이 요구되고 있다.

日本の慣用句で「遅きに失する」感はあるが、1月30日WHO(世界保健機関)がようやく新型コロナウイルスによる肺炎を巡る3回目の緊急委員会で、緊急事態宣言を出した

WHOは緊急事態宣言を出すことで早期終息に向け、各国への注意喚起と取り組みを促す狙いがあるとされているが、30日付のフランス紙ルモンドは中国政府がWHOに対し、緊急事態宣言を出さないよう圧力をかけたと報じた。

同紙によると、日米中仏などの委員や顧問の計21人に加え、オブザーバーとして中国などの大使が会合に招かれたとみられる。その場で、中国代表が「宣言は問題外」だと強く反対したという。

国連、ユネスコ同様、WHOも中国の影響下にある。
緊急事態が宣言されると検疫強化や渡航制限などの措置がとられ、経済的な影響が大きいとされる。

ジャーナリストの有本香は、「WHOがようやく緊急事態宣言。日本政府も早急に中国からの入国制限をすべし。」とツイートした。

日本で一番売れている週間誌である「週刊文春」が、北海道大学の西浦教授に今後の感染拡大について聞いたところによると 「少なくとも2月第1週が終わる頃には、武漢を中心とした感染者が10万人を超えることは確実です」と予想した。

発行部数150万部の「夕刊フジ」Web版であるZAKZAKが報じた1月30日付の記事により、昨年10月、米ジョンズ・ホプキンス大学健康安全保障センターの科学者、エリック・トナーが、今回の新型肺炎と同類の致命的なコロナウイルスが「パンデミック」(世界的な流行 epidemic)規模に達する場合のシミュレーションを行っていた事例が紹介された。

これによると「18カ月以内に、世界中で6500万人が感染により死亡する可能性がある」と算出された。

30日放送のDHCテレビ「虎ノ門ニュース」で中国問題のスペシャリストの石平は、「中国政府は新型肺炎と診断された人しか発表してないが、恐らく中国人の90%以上の人が診断を受けてないと思う。また発表した死者数も診断されてない人が亡くなってもカウントされていない。今の武漢はそういう状況で数万人単位が感染・死者も数万人単位かもしれない」と中国共産党公表の数字に疑問を呈した。

さらに石平は「すでに武漢市民500万人が脱出してしまい、河南省は湖北省(武漢)から流入を阻止するために自警団まで作っています。さて、中国当局は脱出した人々のID情報を把握しており、彼らのホテルの宿泊や自家用車のガソリン注入を出来なくしている模様。中国当局がそこまで徹底するのはなぜかを考えましょう。」とコメントした。

ベストセラー作家の百田尚樹は、30日放送のDHCテレビ「虎ノ門ニュース」で「日本の政府、与野党、メディアの危機意識が希薄なのにも程があります。香港でさえ、中国本土からの個人旅行者の入境停止を決めた。今回の新型肺炎で、日本政府の危機管理能力のなさが露呈しました。危機管理能力を高めないと日本は滅びますよ。」と警鐘を鳴らした。

30日放送のDHCテレビ「虎ノ門ニュース」は視聴者より、「神回でした。百田尚樹先生、有本香先生、石平先生の日本国を憂うお気持ちを、ずっしりと受け止めることができました。涙出ました。どうもありがとうございました。」「虎ノ門ニュースを3年程欠かさず視聴していますが、今日の番組は過去最高のクオリティ!最低でも100万再生を超えて欲しい内容!百田さん、有本さん、石平さん、番組スタッフの皆様、ありがとうございました!」との賛辞の声が寄せられた。

高須クリニックの高須克弥院長は、「治療は今のところ対症療法しかありません。現時点では医療に過大な期待はしないでください。専門家なる方々もよくご存知のはずなのに本当のことをおっしゃいません。感染拡大を防止はキャリアーとの接触を防ぐのが確実。僕は政治の力でできることをしない日本の政治家に失望しつつあります。」とツイッターで警鐘を鳴らした。

北朝鮮は、1月22日より中国からの観光客の受け入れを全面停止にしている。
フィリピンは、中国・武漢から来ていた観光客634人全員を送還した。
ロシアは、感染阻止へ向け、2月初めまで中国国境の検問所をすべて閉鎖した。
香港は28日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、中国大陸との移動を制限した。
モンゴルは、中国人観光客に入国を禁止し、国境地域を閉鎖した。

世界は中国からの渡航者の入域を禁止する方向へ急速に傾いたが、気になるのは日本と韓国の動向である。両政府共に対応が甘いと有識者から度々指摘されている。

韓国の中央日報に「遅い対応が武漢肺炎事態を深刻にさせる」との社説が出たがまさにその通リである。

高須クリニックの高須克弥院長は、「机上の論議は時間の無駄です。解決策は非常にシンプルです。新型肺炎感染の疑いのある地域からの旅行客の上陸禁止、すでに上陸なら安全が確保できるまで隔離です。」と助言したが、政治家がそれを行う勇気を持てるかどうかが肝要である。

中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が止まらないだけあって、早急な政治的決断が求められている。