[도쿄 리포터=토시키 아오야마] 지난 12월 19일 레이와 원년 스페셜 "베토벤 제9번" 연주회를 도쿄 오페라 시티 콘서트 홀에서 감상했다.

연주는 도쿄의 뮤직 씬을 주도하는 도쿄 필하모닉 오케스트라.

지휘는 아시아가 자랑하는 세계적인 지휘자로서 일본에 많은 팬을 거느리고 있는 도쿄 필하모닉 교향악단 명예 음악감독 정명훈. 티켓은 일찌감치 매진됐다.

정명훈 지휘 제9번은 군살을 철저히 제거한 듯한 외줄기가 건실하고 상큼한 연주였으며, 4악장에서는 "인류애"를 전하는 베토벤과 의지가 통하는 듯한 "환희의 노래"를 연주했다.

"하늘은 베토벤의 마지막 교향곡이, 온 세상에 대한 사랑과 평화와 우애의 메시지가 되도록 규정한 것입니다"라고 마에스트로 정명훈은 이야기한다.

이번 레이와 원년 특별 "제9번" 연주회에서 흥미로웠던 것은 9번 교향곡 이후에 엘가 대관식 송가집의 제6곡 『 희망과 영광의 나라 』가 연주된 것. 이 곡은 엘가의 "위풍당당" 바로 그 첫번째 유명한 선율이 사용되고 있다.

청중은 베토벤 제9번 이후에 이 엘가를 들을 수 있는 것에 행복에 젖어 들었다. 이번에 마에스트로 정명훈이 레이와 원년 제9번 특별 연주회의 마지막에 이 곡을 선택한 것은 레이와의 시작과 새로운 천황 즉위, 그리고 세계평화를 기원하는 의미가 담겨 있지 않았을까?

한일 양국을 비롯한 세계에 밝은 미래가 기다리고 있기를 바라마지 않는다.

[©︎上野隆文/提供=東京フィルハーモニー交響楽団]

Presented by Rakuten Card Beethoven Symphony No. 9 Honoring the New Reiwa Era

Conductor: Myung-Whun Chung

Soprano: Tamayo Yoshida
Alto: Ikuko Nakajima
Tenor: Tetsutaro Shimizu
Bariton: Hayato Kamie
Chorus: New National Theatre Chorus
Children's Chorus: Tama Family Singers

Program:

Beethoven: Symphony No. 9 in D minor "Choral", op. 125
Elgar: Finale, “Land of Hope and Glory” from “Coronation Ode”

Pressented by: Tokyo Philharmonic Orchestra
Sponsored by: Rakuten Card Co., Ltd.

12月19日、令和元年特別「第九」演奏会を東京オペラシティ コンサートホールで聴いた。演奏は、東京の音楽シーンをリードする東京フィルハーモニー交響楽団。
指揮は、アジアが誇る世界的な指揮者で、日本にも多くのファンを持つ東京フィルハーモニー交響楽団名誉音楽監督、チョン・ミョンフン。チケットは早々と完売した。

チョン・ミョンフン指揮の第九は、贅肉を徹底的にぞぎ落としたような一本筋が通ったスッキリとした演奏。第四楽章では、「人類愛」を伝えるベートヴェンと意志が通じるかような「歓喜の歌」を奏でていた。

「天はベートヴェンの最後の交響曲が、世界全体への愛と平和と友愛のメッセージとなるように定めたのです。」とチョンミョンフンは語る。

今回の令和元年特別「第九」演奏会で興味深いのは、第九の後に、エルガー戴冠式頌歌より第6曲『希望と栄光の国』が演奏されたこと。この曲は、エルガーの「威風堂々」第一番の有名な旋律が用いられている。

聴衆は、第九の後にこのエルガーを聞ける幸せに浸った。今回、名匠チョン・ミョンフンが令和元年第九特別演奏会の最後にこの曲を選んだのは、令和の幕開けと新天皇即位、そして世界平和を祈る意味が込められているでないだろうか。

日韓両国をはじめとする世界に明るい未来が待ち受けることを願ってやまない。