[도쿄 리포터=토시키 아오야마] 1948년 창립하고 일본을 대표하는 프리마인 모리시타 요코를 배출한 것으로 잘 알려진 명문 "마츠야마 발레단"이 12월 22일 도쿄 문화 회관에서 차이코프스키의 '호두까기 인형'을 상연했다.

클라라를 춤춘 것은 일본에서 처음으로 국제적으로 활약한 프리마이며, 과거에 "동양 진주"라고 일컬어지면서 일본 여성들의 흠모의 대상이었던 모리시타 요코. 모리시타는 마츠야마 발레단을 거점으로 시미즈 테츠타로와 함께 활동하면서 전설의 무희인 루돌프 누레예프(Rudolf Nureyev)와 파트너, 1982년 일본인 최초로 파리 오페라 무대에 섰던 실적을 자랑한다.

Photo(C)エー・アイ 撮影:飯島直人

모리시타 요코는 현재 72세의 고령이지만, 발레의 걸작 "호두까기 인형"을 처음부터 끝까지 경쾌하고 아름답게 춤추었다. 어릴 때부터 천재소녀로 불리며 일본인 최초의 로렌스 올리비에상 등 다양한 상을 수상해 왔던 모리시타 세대에서 "호두까기 인형"을 전막을 통해 춤출 수 있는 사람은 세계적으로도 없는 만큼 희귀하며, 특유의 고상한 춤은 관객의 눈물과 감동을 자아냈다.

발레단의 총대표 시미즈 테츠타로는 "높이 날아서 빨리 돌 수 있는 젊은 사람은 많이 있습니다. 물론 그것도 발레의 묘미가 아니라 할 수는 없지만, 발레는 그뿐만이 아닙니다"라고 말한다.

마츠야마 발레단의 "호두까기 인형"은 출연자 전원이 프로덕션 노트를 제대로 숙지하고, 의미를 생각하면서 무대에 도전하고 있다.

마츠야마 발레단의 "호두까기 인형"은 어린이부터 어른까지 즐길 수 있는 찬란하고 유쾌한 면도 있지만 예술로서의 성숙도와 심오함도 보여주고 있다.

마츠야마 발레단은 2020년 1월 12일 뉴 이어 패밀리 페스티벌로서 0세부터 온 가족이 함께 하는 새해 맞이 공연 "올림피아 올림피아 올림피아"를 메르파르크 홀에서 상연한다.

Photo(C)エー・アイ 撮影:茶山瑛理紗

THE MATSUYAMA BALLET Official Site
http://www.matsuyama-ballet.com/

1948年創立し、日本を代表するプリマである森下洋子を輩出したことで知られる名門「松山バレエ団」が12月22日、東京文化会館で、チャイコフスキーのくるみ割り人形を上演した。

クララを踊ったのは、日本で初めて国際的に活躍したプリマであり、かつて“東洋の真珠”と謳われ、日本女性のあごがれの的であった森下洋子。森下は、松山バレエ団を拠点に清水哲太郎と共に活動する一方、伝説のダンサーであるルドルフ・ヌレエフ(Rudolf  Nureyev)とパートナーを組み、1982年、日本人として初めてパリ・オペラ座の舞台に立った実績を持つ。

森下洋子は、現在、72歳であるが、バレエの傑作「くるみ割り人形」を最初から最後まで軽快に美しく踊りきった。幼い頃より天才少女と呼ばれ、日本人初のローレンス・オリヴィエ賞などさまざまな賞を受賞してきた。森下の世代で「くるみ割り人形」を全幕通して踊れる人は世界的に見てもいないだけに、稀有で気高い踊りは、観客の涙と感動を誘った。

総代表の清水哲太郎は、「高く飛んで早く回れる若い人は沢山います。もちろんそれもバレエの醍醐味に違いありませんが、バレエはそれだけではありません。」と語る。

松山バレエ団の「くるみ割り人形」は、出演者全員で プロダクション・ノート をしっかり読み合わせて、意味を考えながら舞台に挑んでいる。

松山バレエ団の「くるみ割り人形」は、子供から大人まで楽しめる煌びやかで愉快な面もあるが、芸術としての成熟度や奥深さといったものも伝えてくれた。

松山バレエ団は、2020年1月12日にニューイヤー・ファミリー・フェスティバル
0才児から家族で楽しむお正月公演「オリンピア・オリンピア・オリンピア」をメルパルクホール(東京郵便貯金ホール)で上演する。

THE MATSUYAMA BALLET Official Site
http://www.matsuyama-ballet.com/