[토시키 아오야마] 요시모토 흥업 11명, 와타나베 엔터테인먼트 2명, 총 13명의 소속 연예인들이 근신 처분된 어둠의 영업에 얽힌 문제.

요시모토 흥업 도쿄 오피스

암영업은 사무소를 통하지 않는 일을 가리키며 옛날부터 존재했지만 상대가 보이스피싱 그룹이라는 반사회적 집단이었기 때문에 일본열도를 뒤흔드는 큰 문제로 발전하고 있다.

이를 보고받은 요시모토 흥업은 27일 "다시는 이런 사태가 일어나지 않도록, 재차 탤런트에 대한 의견 청취를 실시하고 거기에 컴플리언스에 어긋나는 관계나 행동 등이 판명 나거나 의문이 생겼을 경우에는 철저히 밝힌 후 신속하게 대처하겠습니다"라고 명언했다.

그러나 책임 소재는 과연 연예인만 있는 것일까.

일본에서는 통상, 연예인과 소속 사무소의 개런티의 배분은 <5:5>나 <6:4>가 일반적이다. 사스 하라 소속 오타 프로 등은 <5:5>나 <6:4>이다. 대우 좋은 사무소는 <7:3>이기도 한다.

그런데 놀랍게도 요시모토 흥업 소속의 경우 개런티의 배분은<1:9>이기 때문에 구조적 문제가 계속 지적되어 왔다. 특히 어린 소속 연예인은 CM에 나와도 개런티가 1만엔이라는 현실도 있는 것이다. 당연히, 그 레벨로는 생활이 성립되지 않는다.

이러한 상황 속에서 대부분의 소속 연예인은 아르바이트등을 피할 수 없게 된다.

오카무라 타카시

개그 콤비, 나인티 나인의 오카무라 타카시(48)가 28일 닛폰 방송 "오카무라 타카시의 올 나잇 닛폰"에서 사정을 털어놓았다. 오카무라는 소녀 시대나 KARA도 자주 출연한 후지 텔레비전 "너무×2 괜찮고 있는!"의 명물 진행자로서 한국에서도 유명한 인기 탤런트이다.

코미디계의 암영업 문제에 대해 오카무라는 "보도에서는 전부 "암영업"이라고 되어있지만, 우리들의 세계에서는 "직접 영업"이라고 표현을 하고 있다. 회사를 통하지 않고 직접 영업 (반사회적  세력)을 하는 것과 "어둠의 영업"은 공존할 수 밖에 없다"라고 설명하고, 직영업에 대해 "만약 들키면 요시모토에 사과하는 수 밖에 없다"라고 이야기했다.

"옛날부터 직접적인 영업은 있었다"라면서 "솔직히 요시모토에도 많은 코미디언이 소속되어 있는데, 재미있어도 좀처럼 햇빛을 보지 못하는 분이나, 일을 받을 수 없는 분들이 많다. 어떻게든 밥을 먹고 살기 위해서 스스로 일을 받는다. 당장 영업이 없으면 먹고살 수 없는 코미디언이 사실은 많다"라고 적나라하게 털어놓았다.

게다가 "사기 집단의 파티나 이벤트에 가지 않겠습니다"라고 서명한 다음, "사장님에게 부탁받았다든가, 지인을 통해서 MC를 맡았다든가 정도는 회사에 말하지 않고 가는 것을 요시모토 측에서도 어딘지 모르게 눈치채고 있지만, 눈을 감아 주는 부분도 옛날에는 종종 있었습니다. 특히 젊은층이라든가, 진짜 먹고 살기가 힘든 경우에는 '뭐야, 재수가 없었군'이라면서 눈감아 준 적도 있었습니다"라고 내정을 털어놓고, "그 직접 영업을 모두 암거래로 일괄적으로 보기에는 무리가 있습니다.  정말로 먹고 살기가 힘든 분들이 실제 있습니다"라고 이해를 요구했다.

비트 타케시

또 비트 다케시(72)는 29일 TBS계 "신·정보 7DAYS 뉴스 캐스터"에 생방송 출연하여 옛 흥행 사정에 대해서 언급했다.

"만담 붐 시절 지방 흥행할 때, 전부 반사회적 세력들이 흥행을 주도하는 시절이었고, 아첨 만을 했었겠지만 그것(반사회적 세력들이 관련된 흥행) 말고는 없었다"고 회고했다.

게다가 "어둠영업을 하지 않으면 먹고 살기가 힘든 상태로 만드는 사무소도 이상하다고 생각하지만, 정 그렇다면 탤런트 계약을 하지 않으면 될텐데. 최저한의 금전 보상 정도는 하면 좋겠다."라고 요시모토 흥업의 개런티 배분과 지불액에 문제가 있는 것을 지적했다.

연예계의 여론 리더로서 초거물 연예인인 비트 타케시도 이 문제에 골몰해 왔던 것으로 알려졌다.

과연, 요시모토 흥업의 1:9 개런티 배분은 개선이 될까? 온 나라를 둘러싼 대소동인 만큼 주목하게 된다.

吉本興業11人、ワタナベエンターテインメント2人の計13人の芸人が謹慎処分となった闇営業にまつわる問題。

闇営業は、事務所を通さない仕事のことを指し、昔から存在していたが、相手が「振り込め詐欺グループ」という反社会的集団だったことで、日本列島を揺らす大問題に発展している。

これを受けて吉本興業は27日、「二度とこのような事態が起こらないよう、改めてタレントに対するヒアリングを実施し、そこでコンプライアンスに反する関係や行動等が判明したり、疑義が生じた場合には徹底的に明らかにした上で速やかに対処いたします」と明言した。

しかし、責任の所在は果たして芸人だけにあるのだろうか。

というのは、通常、芸人と所属事務所のギャラの配分は<5:5>か<6:4>が普通。指原梨乃所属の太田プロも<5:5>か<6:4>である。待遇よい事務所は<7:3>とも言われている。

ところが驚くべきことに、吉本興業所属の場合、ギャラの配分は<1:9>で、構造的問題がずっと指摘されてきた。特に若手はCMに出てもギャラが1万円という現実もあるようである。当然、そのレベルでは生活が成り立たない。

こうした状況もあって、ほとんどの芸人はアルバイトなどを余儀なくされる。

お笑いコンビ、ナインティナインの岡村隆史(48)が28日、ニッポン放送「岡村隆史のオールナイトニッポン」で内情を打ち明けた。岡村は、少女時代やKARAもよく出演したフジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」の名物司会者で、彼女らのブレ―クの一翼を担った韓国でもよく知られた人気タレントである。

お笑い界の闇営業問題に岡村は「報道では全部“闇営業”ってなってるんですけど、僕らの世界では“直の営業”っていう言い方をしてまして。会社を通さずに直接の営業。反社(会的勢力)と“直”が“闇の営業”って一緒くたになった」と説明し、直営業について「もしバレたときは吉本に謝るしかない」と話した。

 「昔から直の営業はあった」と言い、「正直なところ、吉本にもたくさんの芸人がいますから、なかなか面白かっても日の目を見ない方とか、お仕事もらえない方っているわけですよ。何とかご飯を食べていくために自分達で仕事をもらう。直の営業がないと食べていけない芸人さんが実はたくさんいるんです」と赤裸々に打ち明けた。

さらに「詐欺集団のパーティーやイベントに行ったらあきません」と前置きした上で、「社長さんに頼まれたとか、知り合いのところで司会をやってと言われて会社に黙って行くというのは吉本もなんとなく気付いてるけれども、目をつむってくれてる部分も昔はあった。特に若手の人やとか、ほんま食べられへん人は『もう、しゃあないな』って言うて目をつむってくれてることもあったんです」と内情を明かし、「その直の営業をすべて闇の営業にしてもうて全部取り上げたら、本当に食べられない人が実はいるんですよ」と理解を求めた。

さらに、ビートたけし(72)が29日、TBS系「新・情報7DAYSニュースキャスター」に生出演し、かつての興行事情について言及した。

「漫才ブームの時に地方興行やった時、全部、反社会的勢力の人たちが興行やってた時、おいら漫才やってたけど、それ(=反社会的勢力の人が関わる興行)以外なかったはずだよ」と振り返った。

さらに「闇営業をしなきゃ食えないような状態にする事務所もおかしいと思うけどね。だったらタレント契約しなければいいのに。最低限の金銭補償くらいすればいいなと思うけど」と吉本興業のギャラ配分と支払い額に問題があることを指摘した。

芸能界のご意見番で、超大物芸能人のビートたけしもこの問題に首を突っ込んできた。

果たして、吉本興業の1:9ギャラ配分は改善されるか? 日本中を巻き込んだ大騒動だけに注目が集まる。