[도쿄 리포터=토시키 아오야마] 레이와 시대의 첫 국빈으로서 일본을 찾은 도날드 트럼프 미국 대통령이 지난 26일 오전 9시경 헬기로 지바현 모바라시의 "다케하라 컨트리 클럽"에 도착하자 아베 총리 대신이 마중을 나왔다.

두 정상은 27일 미 일 정상 회담을 앞두고 프로 골퍼 아오키 이사오와 함께 약 2시간 반 동안 코스를 돌며 공통의 취미인 골프를 통해서 친교를 돈독히 하였다.

두 정상이 함께한 골프 라운딩은 다섯 번째로, 과거에 아오키의 기술의 높이가 화제에 올랐던 것을 계기로 아오키가 정비 상황을 미리 답사한 코스를 함께 돌았다.

아베 총리는 트럼프 대통령과의 골프를 마치고 총리 관저로 돌아와 기자들에게 "오늘은 조금 더웠지만 좋은 날씨 속에 아름다운 녹지에서 정말 기분좋게 플레이할 수 있었다. 굉장히 편안한 분위기 속에서 솔직한 의견교환도 했다."고 밝혔다.

트럼프 대통령은 아베 총리와 골프를 즐긴 뒤 트위터에 지바 모바라 컨트리에서 아베 신조와 골프를 친, 훌륭한 아침이었다."고 글을 올렸다.

트럼프 대통령은 26일 오후 5시 경에 도쿄 료고쿠의 국기관에 도착, 이후 아베 총리대신과 함께 스모 시합 장소에서 센슈우라쿠 (스모의 파이널 데이)를 관전.

국기관 씨름판과 가까운 정면 중앙에는 '마스터석'의 철제 테두리를 철거하고 소파를 설치한 특별 관람석이 마련되어 두 정상과 부인들 모두 막판 후반의 관전을 즐겼다. 현직 미국 대통령의 스모 관전은 이번이 처음이었다.

5회를 관전한 트럼프 대통령은 대응 후에 한번 대기실에 들리고 아사노야마 (後朝乃山)의 시상식에 재등장. 八角 이사장에 의한 "천황사배", 아무마츠 심판부장의 "우승기"가 수여된 후, 씨름판에는 특제 계단과 레드 카펫이 설치되고 아베 수상의 "내각 총리대신배"가 수여.

이어 흰 천에 싸인 "미국 대통령배"가 등장. 환성이 터져 나오는 가운데 트럼프 대통령이 씨름판에 등단하였으며, 왼손으로 상장을 들고 아사노야마 스모 그레이트 챔피언 레이어원의 이야기를 시작하자 다시 장내에서 환호가 쏟아졌다.

트럼프 대통령은 오른손으로 상장을 건네고 악수하며 높이 1미터 40㎝에 무게 30Kg인 미국 대통령 컵을 도움을 받으며 전달했고, 퇴장 시에는 관객과 악수하기도 하면서 약 1시간의 체류를 마쳤다.

아사노야마는 첫 미국 대통령배 수여의 소감을 묻자 "말로 표현할 수 없을 만큼 기뻤다."고 대답. 이날 경비원들은 경비 강화를 위해 소지품 검사를 실시했으며, 관내 음료도 병이나 금속캔의 음료를 종이컵으로 바꾸는 등의 삼엄한 경비를 제공했다.

27일 밤에는 레이와  시대에 첫 국빈 방문한 트럼프 미국 대통령 부부를 환영하는 천황과 황후 양폐하가 주최하는 궁중 만찬회가 황궁의 궁전에서 열렸다.

천황 폐하는 환영사를 통해서 "양국의 국민이, 앞으로도 협력의 폭을 한층 더 넓히면서, 확고한 정을 더욱 깊게 하고, 희망 넘치는 장래를 향해서, 세계의 평화와 번영에 공헌해 나가는 것을 간절히 바라고 있다"라고 말했다.

천황 폐하는 인사 속에서, 일·미 양국은 다양한 곤경을 넘어서며 상호 이해와 신뢰를 길러, 강한 우정의 정으로 연결되고 있다고 지적. 특히 근년에는 양국 관계가 예술이나 스포츠 등 "폭넓은 분야에서 깊어지고 있는 것을, 기쁘게 생각합니다"라고 말했다.

답사에 나선 트럼프 대통령은 일왕의 즉위 후 첫 국빈으로 다시 일본에 온 것을 매우 영광으로 생각한다며 "레이와가 양폐하와 황실, 일본 전국민들에게 평화와 번영의 시대가 되기를 진심으로 기원합니다"라고 말했다.

Photos From @USAmbJapan

"Official Account for the U.S. Ambassador to Japan" (주일 미국 대사관 공식 트위터 계정)

令和になって初めての国賓として日本を訪れているトランプ大統領は、26日午前9時すぎ、ヘリコプターで千葉県茂原市の「茂原カントリー倶楽部」に到着し、安倍総理大臣が出迎えました。

そして両首脳は、27日の日米首脳会談を前に、プロゴルファーの青木功さんとともにおよそ2時間半にわたってコースを回り、共通の趣味のゴルフを通じて親交を深めました。

両首脳がゴルフをするのは5回目で、過去に青木さんの技術の高さが話題にのぼったことから、青木さんが整備に携わったコースを一緒に回った。

安倍総理大臣は、トランプ大統領とのゴルフを終えて総理大臣官邸に戻った際、記者団に対し「きょうは少し暑かったが、いいお天気で、美しい緑の中で本当に気持ちよく楽しくプレーすることができた。大変リラックスした雰囲気の中で、率直な意見交換もできた」と述べた。

トランプ大統領は安倍総理大臣とゴルフを楽しんだあと、ツイッターに「千葉の茂原カントリーでアベ・シンゾーとゴルフをした、すばらしい朝だった」と書き込んだ。

トランプ大統領は、26日午後5時前、東京 両国の国技館に到着した。

トランプ大統領はこのあと、安倍総理大臣とともに大相撲夏場所の千秋楽を観戦。

国技館の土俵に近い正面中央には「マス席」の鉄製の枠を取り払ってソファーを設置した、特別の観覧席が用意されていて、両首脳と夫人がそろって幕内後半の取組の観戦を楽んだ。

現職アメリカ大統領の大相撲観戦は初めて。

5番を観戦したトランプ大統領は、取組後に一度控室に引き上げ、その後朝乃山の表彰式に再登場。八角理事長による「天皇賜杯」、阿武松審判部長による「優勝旗」が授与された後、土俵への特製の階段、レッドカーペットが設置され、安倍首相による「内閣総理大臣杯」が授与。続いて白い布に包まれた「米国大統領杯」が登場。歓声の沸き起こる中、トランプ大統領が土俵に登場。左手で賞状を持ちながら読み上げる「アーサーノーヤマ」「スモーグレートチャンピオン」「レイワ ワン」の言葉に再び場内から歓声。その後、右手で賞状を手渡し握手し、1メートル40センチ、重さ30キロという米国大統領杯を手伝いを受けながら持ち上げ手渡した。退場時には観客と握手をする場面も見られ、約1時間の滞在を終えた。

朝乃山は初の「米国大統領杯」授与の感想を聞かれ「言葉に表せないほどうれしかったです」と語った。

この日は警備員が警備強化のために荷物検査を行い、館内の飲み物も瓶や金属缶入りの飲料が紙コップに切り替えられる厳戒態勢の中での実施となった。

27日夜、 令和初の国賓として来日したトランプ米大統領夫妻を歓迎する天皇、皇后両陛下主催の宮中晩さん会が、皇居・宮殿で開かれた。

天皇陛下は歓迎のあいさつで、「両国の国民が、これからも協力の幅を一層広げながら、揺るぎない絆を更に深め、希望にあふれる将来に向けて、世界の平和と繁栄に貢献していくことを切に願っております」と述べられた。

天皇陛下はあいさつの中で、日米両国はさまざまな困難を乗り越えて相互理解と信頼を育み、強い友情の絆で結ばれていると指摘。特に近年は両国関係が芸術やスポーツなど「幅広い分野で深みを増していることを、喜ばしく思います」と述べた。

答辞に立ったトランプ大統領は、天皇陛下の即位後初の国賓として再び訪日できたことを大変光栄に思うと述べた上で、「令和が両陛下と皇室、日本全国の人々にとって平和と繁栄の時代となることを心よりお祈り申し上げます」と語った。