[토시키 아오야마] 지난 11월 27일 주빈 메타와 바이에른 방송교향악단의 일본 최종공연이 도쿄 산토리홀에서 열렸다.

피아노는 현대 최고의 피아니스트라 할 수 있는 러시아 출신의 예프게니 키신.

전반전은 리스트 피아노 협주곡 제1번..

키신의 피아노는 소리의 빛, 표현의 깊이, 그리고 서정성이나 추진력 같은 면의 어느 쪽을 취해도 일급 품이었다.

편안히 연주하고 있었지만, 열정적이고, 구석구석까지 이어진 연주로, 천재의 편린을 보여주었다.

너무나 훌륭한 연주였기 때문에, 거장 메타도 브라보 구호를 키신에게 보냈을 정도였다.

앙코르는, "쇼팽의 왈츠를 들어주세요" "브람스의 왈츠를 들어주세요" "라프마니호프의 프렐류드를 들어주세요"라는 키신으로부터 러시아어 사투리 풍의 일본어 소개가 있는 트리플 앙코르. 서비스 정신 만점의 연주에 관객은 대만족하였고 키신에게는 감사의 붉은 꽃다발이 수여되었다.

후반에는 스트라빈스키의 발레 음악 '봄의 제전'과 마지막 앙코르는 차이코프스키 '백조의 호수' 중 왈츠. 바이에른 방송교향악단의 당당한 풍격으로 가득찬 중후한 연주는 세계를 대표하는 슈퍼 오케스트라로서의 관록이 충분했다. 너무 충실했던 명연으로 최고의 빛을 발하고 있었다.

[Photo@SuntoryHall]

11月27日、ズービン・メータとバイエルン放送交響楽団による日本最終公演が、東京・サントリーホールで開催された。ピアノは、現代最高のピアニストのひとり、ロシア出身のエフゲニー・キーシン。

前半は、リストピアノ協奏曲第一番。

キーシンのピアノは音の輝き、表現の深さ、そして抒情性や推進力といった面のどれを取っても一級品。楽々と弾いているが、情熱的で、隅々まで行き届いた演奏で、天才の片鱗を見せた。

あまりにすばらしい演奏だったため、巨匠メータからブラボーの掛け声が、キーシンにあった。アンコールは、「ショパンのワルツをお聴きください」「ブラームスのワルツをお聴きください」「ラフマニノフのブレリュードをお聴き下さい」とキーシンからロシア語訛りの日本語での紹介ありのトリプリ・アンコール。サービス精神満点の演奏に観客は大満足。キーシンに、赤い花束が贈られた。

後半は、ストラヴィンスキーのバレエ音楽 「春の祭典」で、最後のアンコールは、チャイコフスキー「白鳥の湖」からの「ワルツ」。バイエルン放送交響楽団の堂々たる風格に満ちた重厚な演奏は、世界を代表するスーパー・オーケストラとして貫禄は十分。充実すぎる名演で、最高の輝きを放っていた。

〈Fuji Electric Super Concert〉

ZUBIN MEHTA CONDUCTS SYMPHONIEORCHESTER DES BAYERISCHEN RUNDFUNKS

【Change of Conductor】

Due to illness, Mariss Jansons will be unable to appear on the following concert.

Zubin Mehta will perform in his place.

Date/Time Tuesday, November 27 2018 | 19:00

Performers Cond: Zubin Mehta

Pf: Evgeny Kissin

Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks

Program Liszt: Piano Concerto No.1 in E-flat major, S124/R.455

Stravinsky: Le sacre du printemps