[토시키 아오야마] 한국의 문재인 대통령이 10일 오전 마이크로소프트 창업자인 빌 & 멀린다 게이츠 재단 이사장과 전화 통화를 하고 중국발 우한 바이러스 감염증 대응 및 백신 개발에 대해 논의했다. 문 대통령은 선거전 띄우기에 여념이 없다.

일본에서는 도쿄도의 코이케 유리코 지사가 일본 No1 Youtuber인 HIKAKIN과 중국 코로나 바이러스에 관한 질의응답을 실시했다. HIKAKIN의 인기의 존재, 감염 확대를 막기 위한 젊은층 주의 환기 측면에서 칭찬의 소리도 전해지고 있지만, 이쪽 역시도 "선거전 PR"이라고 하는 비판이 상당히 많다.

코이케 지사의 퍼포먼스에 대해, 저널리스트 아리모리 카오는 "(자유 민주당의) 니카이씨의 요청으로 (방호복을) 중국에 12만벌 보낸 것이 2월 상순, 그 후 약 20만벌을 또 보냈습니다. 수도 도쿄는 재해등의 시기에 전국을 지원하는 역할도 담당하기 때문에 비축을 많이 해야 하지만, 지금 수도권의 의료 현장에서도 방호구가 부족한 곳이 있습니다. 2월 하순 시점에서 유감스럽지만 지사가 아무런 위기의식을 가지고 있지 않았던 것의 표현일 것입니다."라고 코이케 지사의 위기 의식 부재와 중국으로의 경도를 한탄했다.

영화 Fukushima 50의 작가이자 원저널리스트인 카도타 후리마시는 한층 더 이렇게 트윗했다.

"어제의 회견에서 코이케 도지사가 "도민의 생명을 지키기 위해서"라고 말한 것에 놀랐다. 2월 하순에 의료용 방호복을 중국에 "20만 벌"이나 보낸 당사자로는 생각되지 않았기 때문이다. 지금 전국에서 방호복이 부족. 해당 중국은 유럽 각국에 마스크나 방호복을 제공하면서 지원 외교를 전개하고 있다. 언제 코이케씨가 "도민의 생명"을 생각하기 시작했는지, 부디 알고 싶다."

이에 일본 네티즌들은 "도민의 목숨보다 2층 눈치 보기" "코이케 극장이 일본을 망친다" "코이케는 정치생명이 퍼스트군요. 다음의 도지사 선거 밖에 보지 않았다." "도지사 선거에서 당선되기 위한 퍼포먼스에 도민을 이용하지 않았으면 한다." "자기 자신 퍼스트인 도지사의 들떠 있는 모습에 정말로 싫증난다" 등이라고 반응했다.

문재인 대통령의 빌 게이츠 회동 퍼포먼스도 선거 대책으로 위와 같은 비판이 해당한다.

더욱이 4.15 한국 총선에서 무서운 것은 정작 경제대책이 선거 쟁점이 되지 않고 있다는 점이다. 이번 한국 경제를 도대체 어떻게 할 것인가?

앞으로 몇 개월 더가면 대기업의 도산도 있을 수 있다. 한국 경제는 중국 바이러스 문제 발생 전에 이미 위기 상황에 있었다. 지난해 성장률이 글로벌 금융위기 이후 10년 만에 최저치인 2.0%로 떨어진 데 이어 올해 초에도 생산·소비·투자가 모두 마이너스를 기록했다. 내수가 위축되고 수출도 감소하면서 자영업 서민경제는 무너졌다.

애초에 중국 바이러스가 여전히 기승을 부릴 것으로 예상되는 4월 15일에 국민건강을 내팽개치고 문 정권은 한국 총선거를 강행하기로 결정했다. 4월 후반에 1분기 경제지표가 발표되면 비참한 통계 숫자가 나와 문 정권의 지지율이 떨어질 것으로 예상했기 때문일 것이다.

한국경제의 침체는 최저임금 대폭 인상 등 문재인식 소득주도 경제정책의 실패 탓이 크다. 게다가 한국의 국력 안정에 필수적인 미일관계도 완전히 외면하고 있다.

한국의 코로나 대책의 피크는 이미 지나갔다. 다음에는 누구에게 투표하면 경제가 나아질지를 생각해 볼 필요가 있을 것이다.

経済争点なし。選挙後の経済はどうする?

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が10日午前、マイクロソフトの創業者で「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」理事長のビル・ゲイツ氏と電話で会談し、中国発の武漢ウィルス感染症への対応およびワクチン開発について議論した。文氏は「選挙前PR」に余念がない。

日本では、東京都の小池百合子知事が日本No1 YoutuberのHIKAKINと中国コロナウィルスに関する質疑応答を行った。HIKAKINは人気の存在ということから、感染拡大を防ぐための若者への注意喚起になると、称賛の声も寄せられているが、こちらも「選挙前PR」という批判が多い。

小池知事のパフォーマンスに対し、ジャーナリストの有森香は「(自由民主党の)二階氏の要請で(防護服を)12万着送ったのが2月上旬、その後 約20万着を送りました。首都東京は、災害等の時に全国を支援する役割も担うことから備蓄は多いのですが、今首都圏の医療現場でも防護具に事欠くところが出ている。2月下旬時点で、残念ながら知事が何ら危機意識を持っていなかったことの表れでしょう。」と小池知事の危機意識の無さと中国への忖度を嘆いた。

映画Fukushima 50の原作家でジャーナリストの門田降将は、さらにこうツイートした。

「昨日の会見で小池都知事が「都民の命を守るために」と言ったのに驚いた。2月下旬に医療用防護服を中国に「20万着」も贈った当人とは思えなかったからだ。いま全国で防護服が不足。当の中国は欧州各国にマスクや防護服を提供し支援外交を展開。いつ小池氏が"都民の命"を考え始めたのか、是非知りたい。」

これに対し、日本のネットユーザーは「都民の命より二階のご機嫌取り」「小池劇場が日本を滅ぼす」「小池の政治生命ファーストですね。次の都知事選しか見てなかった。」「都知事選で当選する為のパフォーマンスに都民を利用しないで欲しい。」「自分ファーストの都知事のはしゃぎぶりには本当にウンザリ」などと反応した。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領のビルゲイツ会談パフォーマンスも「選挙対策」で、上記と同様の批判が当てはまる。

さらに4.15 韓国総選挙で恐ろしいのは、肝心の経済対策が、選挙の争点になっていないことだ。今後の韓国経済を一体どうするつもりなのだろうか?

あと数カ月このまま行けば大企業の倒産もあり得る。韓国経済は、中国ウイルス問題発生前に既に危機的状況にあった。昨年の成長率が世界金融危機以降10年ぶりの最低値となる2.0%に下がったのに続き、今年初めも生産・消費・投資がすべてマイナスを記録した。内需が落ち込んで輸出も減少し、自営業の庶民経済は崩壊した。

そもそも中国ウィルスが依然として猛威を振るっていると予想される4月15日に、国民の健康そっちのけで文政権は、韓国総選挙を強硬することにした。4月後半に、第1四半期の経済指標が発表されると、悲惨な統計数字が出てきて、文政権の支持率が下がると予想したからだろう。

韓国経済の落ち込みは、最低賃金の大幅な引き上げなど文在寅経済政策の失敗によるところが大きい。その上、韓国の国力安定に欠かせない日米との関係にも、完全に背を向けている。

韓国のコロナ対策のピークはすでに過ぎている。次は誰に投票すると経済がよくなるのか考えて見る必要がありそうだ。