[토시키 아오야마] 중국 코로나 바이러스의 세계적 대유행(판데믹)을 타고 발생국인 중국에 대한 불신이 더욱 커지고 있다. 이탈리아 사망자가 중국을 앞서가자 시진핑 정권은 "우리 중국의 국내 감염은 종식을 향해 가고 있다."고 주장하지만 전혀 믿을 근거가 없다.

북경 대학의 왕양 국가 발전 연구원장은 20일까지 중국발 우한 코로나 바이러스 감염증 대응에 관해, 중앙 집권의 강권 통치 아래, 압력을 느낀 지방의 당국자가 "신규 감염을 1개의 사례도 내서는 안된다"라고 위축되어 있다고 비판하는 논문을 발표했다.

이 연구원은 권위 있는 싱크탱크로서, 공산당 체제 내 전문가들로부터 이런 비판이 나오는 것은 이례적이다. 중국 공산당의 일당 독재 체제를 받쳐 온 언론 통제에 구멍이 났다고 보는 시각이 적절할 것이다.

저널리스트 후카다 모에는 "중국인은, 때때로 목숨을 걸고 고발한다. 내부 고발해도 일자리를 잃을 뿐인 일본과는 달리, 잘못하면 목숨을 잃는다.'라고 언급. 중국 공산당의 은폐 공작이 믿을 수 없을 정도로, 심각한 상태에 있는 것을 지적했다.

미국의 트럼프 대통령은 중국 우한의 신규 감염 제로 보고에 회의적이어서 "진짜인지 누가 알아?" "감염을 발생 장소에만 가두어 둘 수도 있었을 것이다. 중국의 정보 은폐로, 세계는 매우 큰 대가를 지불하고 있다"라고 연일 코멘트하고 있다.

아울러 미국의 마이크 폼페오 국무장관은 "우한 바이러스를 최초로 깨달은 정부는 중국이다.그 사실을 통해 어렵고 지금까지 존재하지 않는 문제가 발생하고 위험이 있음을 주지시킬 특별한 책임이 생긴다. 세계가 중국 내에 있는 리스크를 알기까지는 불쾌하도록 긴 시간이 걸렸다."며 중국의 정보 은폐를 안타까워했다.

아소 다로 일본 부총리겸 재무상은 "중국이 발표하는 감염자 수 등은 믿지 않는 것이 맞다" "저 나라가 말하는 숫자는 잘 모르겠다. 얼마나 통제할 수 있는지 모르는 것이 솔직한 심정"이라고 말해 미국과 연계할 방침을 강조했다.

중국발 우한 바이러스 대처에 가장 성공한 나라는 대만과 싱가포르로 알려져 있어 방역 모범국으로서 세계의 주목을 받고 있다.

산케이 신문의 천수이볜 대만 전 총통과의 인터뷰에서 그는 이렇게 말했다.

"이번 신종 코로나 바이러스 구도는 사스 때와 똑같다. 중국 당국의 정보 은폐로부터 시작되었다. 사람으로부터 사람으로의 감염은 없다는 당초의 거짓말을 믿지 않고, 대만은 재빨리 중국과의 인적 왕래를 끊은 것이 매우 유효했다고 생각한다."

사스 유행 당시 행정원 위생서장으로 진두지휘했던 사람은 지금의 부총통 천젠진이라며 "중국의 말을 믿지 말라. 이는 천 씨의 오랜 지론"이라고 대만으로서 국가적 자세를 밝혔다.

현재 세계에서 감염이 확산되고 있는 나라는 중국과 친밀한 관계에 있는 나라들뿐. 이탈리아는 G7중 유일하게 중국의 거대 경제권 구상인 일대일로를 받아들인 나라이며, 중동에서 피해가 큰 이란도 중국과의 관계가 가깝다. 양국 모두 중국의 정부 발표를 믿고 대응이 늦었다. 중국 공산당과 연관이 깊은 WHO의 경고도 늦었다.

에볼라를 비롯한 각종 전염병이 현지에서 봉쇄된 데에도 광둥발 사스, 우한 최초의 우한 코로나 바이러스는 함께 세계로 퍼져나갔다. 왜일까? 억제 가능기의 명백한 은폐공작 때문이다.

만일 지난해 11, 12월 우한에서 최선의 방책이 마련됐다면 몇 달 뒤인 지금 세계는 비극과는 무관했을 것이다. 지금은 세계의 적이 된 중국 공산당. 이제는 중국 공산당 자체를 봉쇄하는 수 밖에 없을 것이다.

新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)を受けて、発生国である中国への不信感がさらに高まっている。イタリアの死者数が中国を抜くなど、習近平政権は「わが国の国内感染は終息に向かっている」とアピールしているが、全く信用に値しない。

北京大学の姚洋国家発展研究院院長は20日までに、中国発の武漢コロナウイルス感染症への対応に関し、中央集権の強権統治の下、圧力を感じた地方の当局者が「新規感染を1例も出してはならない」と萎縮していると批判する論文を発表した。

同研究院は権威あるシンクタンクで、体制内の専門家からこうした批判が出るのは異例。
中国共産党の一党独裁体制を支えてきた「言論統制」にほころびが出てきたと見るのが適切だろう。

ジャーナリストの深田もえは「中国人は、時折り命がけで告発する。内部告発しても職を失うだけの日本とは違って、下手すると命を失う。」と言及。中国共産党の隠蔽工作が信じらえない程、酷い状態にあることを指摘した。

アメリカのトランプ大統領は、中国武漢の新規感染ゼロ報告に懐疑的であり「本当か誰がわかる?」「感染を発生場所だけに封じ込めることができたはずだ。中国の情報隠蔽で、世界は非常に大きな代償を支払っている」と連日のようにコメントしている。

さらにアメリカのマイク・ポンペオ国務長官は「武漢ウイルスに最初に気が付いた政府は中国である。その事実により、困難で今まで存在しない問題が発生し、リスクがあることを周知する特別な責任が生じるのだ。世界が中国国内にあるリスクを知るまでには、不愉快なほどの長い時間を要した。」と中国の情報隠蔽を残念がった。

日本の麻生太郎副総理・財務大臣は「中国が発表する感染者数などは信用しないのが正しい」「あの国の言っている数字はよく分からない。どれくらいコントロールできているのか、分からないのが正直なところだ」と発言し、アメリカと連携する方針を強調した。

中国発の武漢ウィルス対策で最も成功している国は台湾とシンガポールと言われており、「防疫模範国」として世界から注目を浴びている。

産経新聞が、陳水扁(ちん・すいへん)台湾元総統にインタビューを行い、こう発言した。

「今回の新型コロナウイルスの構図は、SARSのときと全く同じだ。中国当局の情報隠蔽から始まった。「人から人への感染はない」という当初の嘘を信用せず、台湾はいち早く中国との人的な往来を断ち切ったことが非常に良かったと考えている。」

SARSが流行していた当時、行政院衛生署署長として陣頭指揮を執っていたのは今の副総統、陳建仁(ちん・けんじん)だと述べ、「中国のいうことを信用してはいけない。これは陳氏の長年の持論だ」と台湾の国家的姿勢を語った。

現在、世界で感染が拡大している国は、中国と親密な関係にある国ばかりなのが現状。イタリアはG7(先進7カ国)の中で唯一、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」を受け入れた国であり、中東で被害が大きいイランも中国との関係が近い。両国共、中国の政府発表をうのみにして、対応が遅れた。中国共産党と関係が深いWHOの警告も遅かった。

エボラを始め様々な疫病が現地で封じこめに成功したのに広東発のSARS、武漢発の武漢コロナウィルスは共に世界に広がった。なぜか。抑え込み可能期の明白な隠蔽工作だ。

仮に昨年11、12月に武漢で最善の策が講じられていれば数か月後の今、世界は悲劇とは無縁だっただろう。今や世界の敵となった中国共産党。もはや中国共産党自体を封じ込めるしか道はあるまい。