[토시키 아오야마] 일본 연예계 전체가 사실상 휴업인 요즈음, 기자 역시 본의 아니게 주로 재택 근무를 하게 되었지만, 덕분에 독서할 시간이 늘어난 것은 그나마 다행으로 여기고 있다.

대만 태생의 동아시아 정세의 전문가 코분유의 신간 "신종 폐렴 감염 폭발과 중국의 진실"을 읽었다. 부제는 "중국 오천년 역병사가 말해주는 팬데믹". 토쿠마 서점에서 2월 29일에 발매되었다.

"중국에서 역병이 다발하는 것은 위생 관념이 없기 때문이다"라고 저자는 말한다. 최고급의 5성 호텔에서도 변기와 컵을 같은 솔로 씻는 나라가 중국이다.

물론 중국인들도 전염병은 무서워 하지만, 자신만 좋다면 다른 사람은 어떻게 되든 상관없다고 생각하고, 자신의 집 이외의 모든 것을 더럽히는 사람들이 중국인이다. 그 때문에, 아무렇지 않게 쓰레기나 분뇨를 도로나 공터에 흩뿌려, 하천이나 토양의 오염이 진행된다. 중국에서는 야생동물이 산 채로 거래되는데 그것도 바이러스 감염의 한가지 원인이 되고 있다.

중국은 의사가 되는 것은 열등생뿐이고 수입도 낮다. 의사는 존경받지 못하고 중국에서는 환자에게서 자주 얻어맞는다. 그 건수는 연간 수만 건에 달한다. 원내 환경은 불위생의 극치이고 가짜 약이 횡행한다. 중국에서 의료 위생이 제도화된 것은 20세기에 이르러서야 그나마 자리를 잡았지만, 중국은 지금도 "공중 위생"이라는 개념은 없다.

수돗물을 못 마시는 중국은 생수를 사는 집도 많지만 정체를 알 수 없는 샘물이나 강물을 떠서 넣은 것일 뿐인 가짜도 많다. 또 여성의 생리대나 사용 후 마스크를 씻어 새것으로 팔거나 하수에서 흘러나온 더러운 폐유를 모아 재활용한 지구유가 외식 업체에서 사용되는 것이 역병의 발생과 확대의 요인이 되고 있다고 저자는 지적한다.

농촌의 빈곤한 주민들은 병에 걸려도 의사를 만날 수 없다. 역병이 농촌으로 파급되면 속수무책이며, 역병의 대유행으로 무너진 중국 왕조들의 사례들이 풍부하게 소개되고 있다.

"중화 제국 이후 중국은 2000여년간 주기적, 가속적으로 수해, 가뭄 등의 천재를 겪어 왔습니다. 그리고 가뭄 후에 대기근이, 수해 후에 큰 역병이 발생한다는 것이 이른바 '의례적'이 되고 있습니다. 역대 왕조의 정사에는 역병의 대유행이 몇 년마다, 때로는 연년에 걸쳐 기록되어 있다는 것을 증명하고 있습니다.

중국의 역대 왕조는 실제로는 '대기(大飢)'나 '대역(大疫)'으로 인해 멸망한 경우가 많습니다. 대기(大飢)로 태어난 유민이 '대역(大疫)'의 매개체나 운반책으로 중국 전역으로 확산되는 것입니다."(코분유)

한 왕조는 171년부터 185년까지 5차례 전염병이 유행했고, '황건의 난'으로 약화돼 멸망했다.
당 왕조는, 7회 역병이 발생해 멸망.
원 왕조는 페스트 등 전염병이 11회 발생하자 유럽으로 페스트를 확산시켰다.
명 왕조는 천연두, 콜레라, 페스트로 인해 천만명이 사망.
청 왕조는 천연두 페스트의 대유행이 계기가 되어 무너졌다.

"흑사병(페스트) 하면 중세 유럽을 강타한 무서운 유행이 역사상 가장 유명하고 1348~51년 3년간 인구의 3분의 1을 죽음에 이르게 하고 있습니다. 전염 경로에 대해서는 여러 설이 있지만 가장 유력한 것은 중국 대륙을 발원지로 하는 것입니다."(코분유)

그는 이어서 "인플루엔자계의 역병은 SARS뿐만 아니라 그 발원지는 대부분이 중국입니다. 예를 들면 1918년 가을 전세계에서 맹위를 떨친 독감. 감염자는 지구 인구의 20~40%에 이르는 감염으로 불과 4개월만에 2,000만명이 숨지고 그 사망률은 약 2.5%였습니다. 일본에서도 2,000만명 이상이 감염되고 사망자는 약 40만명에 달했습니다. 이것이 흔히 스페인 감기라고 불리는 독감으로, 명칭 때문에 스페인을 발원지로 오해하는 사람이 많은데, 실은 이것도 중국이 발생원이었습니다. 원래는, 1917년 중국 남방에서 발생한 것이 뱃길을 통해서 세계 각국으로 확산된 것입니다."고 전하고 있다.

태고부터 역병의 발생원은 중국이고, 중국 멸망사=역병사임을 알 수 있다. 더욱이 중국은 언론통제 국가이며 또 WHO마저도 돈의 힘으로 좌지우지하고 있기 때문에 은폐가 태연하며 이로 인해 피해가 커지는 경향이 있다고 저자는 경고하고 있다.

중국의 역병 오염으로부터 자신을 지키고자 하는 인류 필독의 책이라 판단되며, 한국판 등 다국어판도 빨리 나와야 할 것이다.

저서 소개:
괴질감염 폭발과 중국의 진실
중국 반만년의 역병사가 말해주는 팬데믹
코분유/저서

발매일:2020년 02월 29일
ISBN:978-4-19-865082-7
판형/사양: 신서판
정가:본체 1,100엔+세금

내용소개:

중국발 전염병을 꾸준히 경고해온 저자가 중국에서 신종 폐렴이 발생하여 세계로 확산된 이유와 중국의 언론통제, WHO 지배, 대만 배제 실태를 밝힌다!

세계 전염병의 발생지가 되어 온 중국. 페스트, 콜레라, 인플루엔자 등의 역병 확산은 세계 역사를 크게 움직여 왔다.

중세 유럽의 페스트 유행에서 원나라 지배의 종언, 명나라 멸망 등 중국발 역병은 어떻게 세계를 바꿔왔는가. 현재의 신형 폐렴은 어디까지 피해를 가져오고, 다음에 무슨 일이 일어날까. 완전 해설하고 있다.

제1장 신종 폐렴은 왜 중국에서 발생하여 세계로 확산되었는가?

전염성 확산 멈추지 않는 폐렴 위협
역시 중국은 정보를 은폐하고 있었다.
◎중국에 전염병이 발생, 확대되는 9가지 이유
◎대만을 WHO에서 배제하는 중국 고식
◎중국 정부의 정보 은폐 체질이 절대 고쳐지지 않는 이유 외

제2장 세계사를 바꿔온 중국발 판데믹

◎중화의 중원은 세계의 역병 확산지
◎중(中) 전염병 사망자 수 '무산'
◎바다를 건너 대륙에서 일본으로 건너온 대역
전쟁후 대만 급습한 중 역신
방역 병사가 말하는 중국 역대 왕조 쇠망의 비극과 참상
중(中) 문명사적 '역병' 맹위가 들이대는 중(中) 문명사적 과제 외

제3장 역병 확산의 온상이 되는 중국의 사회 풍토

중국 농촌사회의 단말마
◎환경 오염이 초래하는 중국 국민의 자가 중독.
끝없는 가짜 약의 피해
◎남의 불행을 기뻐하는 '신재낙화(新の国)'의 나라와 민외

제4장 허술한 중국의 의료 위생 실태

중(中) 의료위생 '폐렴'으로 드러난 중(中) 의료위생 상황
중국에서 의사 이직이나 국외 탈주가 많은 이유는 무엇일까?
◎외국인을 봉으로 삼는 중(中) 의료제도
방역병으로 버는 중상인 편승 장사
결핵 보균자라는 동아병부 4분의 1

제5장 코로나 "COVID-19"가 세계에 미치는 영향

◎중국발 전염병 경고 현실로
◎세계는 중국을 떼어내기 시작했다.
◎외국기업 중국 철수의 호기
◎다시 홍콩에서 분노 폭발 가능성
궤도 수정해야 하는 중국 외

제6장 중국발 위협에 어떻게 대처해야 하는가

코로나 바이러스란 무엇인가
음모설의 뒷면
천명사상 (天命思想)으로 인한 폐해
역시 같은 일은 몇번이라도 일어나는 것 외에

저자 프로필

코분유 (黄文雄 KBS-T)

1938년, 대만 태생. 1964년 일본 방문. 와세다 대학 상학부 졸업, 메이지 대학 대학원 석사과정 수료. "중국의 몰락"(대만·전위 출판사)이 큰 호응을 얻어, 평론가 활동 개시. 1994년 미코 에이흐크 문명 비평상 대만 펜 클럽상 수상. 일본 중국 한국 등 동아시아 정세를 문명사적 관점에서 분석해 높이 평가받고 있다. 저서에 17만부의 베스트 셀러가 된 『 일본인은 왜 중국인 한국인과 이렇게 다른가 』 『 세계가 극찬하는 일본인 』 『 한국인에게 가르치고 싶은 일본과 한국의 참 역사 』 『 중국의 정체 알아서는 안되는 "역사 대국" 최대의 금기 』(이상 토쿠마 서점)『 만약의 근현대사 』(후소샤)등 다수.

台湾生まれの東アジア情勢のスペシャリスト黄文雄の新刊「新型肺炎感染爆発と中国の真実 」を読んだ。副題は「中国五千年の疫病史が物語るパンデミック」。徳間書店より2月29日に発売した。

「中国で疫病が多発するのは、衛生観念がないからである」と著者は述べる。なにしろ最高級の5つ星ホテルでも便器とコップを同じブラシで洗うお国柄である。

無論、中国人も伝染病は怖い。怖いが、自分さえよければ他人のことなどどうなってもよいと考え、自分の家以外を汚しまくるのが中国人である。そのため、平気でゴミや糞尿を道路や空き地にまき散らし、河川や土壌の汚染が進行する。中国では野生動物が生きたまま取引されるが、それもウィルス感染の主因となっている。

中国は医者になるのは劣等生ばかりで収入も低い。医者は尊敬されず、中国では患者からよく殴られる。その件数は年間数万件にも及ぶ。院内環境は不衛生きわまりなく、ニセ薬が横行する。中国で医療衛生が制度化されたのは、なんと20世紀になってからのことで、中国は今でも、「公衆衛生」という概念がない。

水道水が飲めない中国は、ミネラルウォーターを購入する家も多いが、得体が知れない湧き水や川の水を汲んで入れただけのニセモノも多い。また、女性の生理用品や使用済みマスクを洗って新品として売り出したり、下水から流された汚い廃油を集めて再利用した「地溝油」(ちこうゆ)が外食産業で使われれることが疫病の発生と拡大の要因になっていると著者は指摘する。

農村の貧困な住民は病気になっても医者にかかれない。疫病が農村に波及すれば、手の打ちようがないく、疫病の大流行で崩壊した中国王朝は多く、事例が豊富に紹介されている。

「中華帝国以後の中国は二千余年間、周期的、加速的に水害、旱魃等の天災に見舞われてきました。そして、旱魃の後に大飢饉が、水害の後に大疫病が発生するというのが、いわば「定番」になっています。歴代王朝の「正史」には疫病の大流行が数年ごとに、時には連年で記録されていることが、それを証明しています。

中国の歴代王朝は、実際には「大飢」(大きな飢餓)や「大疫」(大きな疫病)によって滅ぼされた場合が多くあります。「大飢」によって生まれた流民が「大疫」の媒介や運び役となって世界へ拡散していくのです。」(黄文雄)

漢王朝は、171年から185年にかけて五回疫病が流行し、「黄巾の乱」により弱体化し滅びた。
唐王朝は、七回疫病が発生し滅亡。
元王朝は、ペスト等の伝染病が十一回発生し、ヨーロッパへペストを広めた。
明王朝は、天然痘、コレラ、ペストにより一千万人が死亡。
清王朝は、天然痘、ペストの大流行がきっかけとなり崩壊した。

「黒死病(ペスト)といえば、中世のヨーロッパを襲った恐るべき流行が、史上でもっとも有名で、1348~51年の3年間で、人口の3分の1を死に至らしめています。その伝染経路については諸説があありますが、もっとも有力なのは中国大陸を発源地とするものです。」(黄文雄)

さらに黄文雄は「インフルエンザ系の疫病はSARSに限らず、その発源地はほとんどが中国です。たとえば、1918年の秋に全世界で猛威を振るったインフルエンザ。感染者は地球人口の20~40%にも及び、感染からわずか4ヵ月で2,000万人が死亡し、その死亡率は約2.5%でした。日本でも2,000万人以上が感染し、死者は約40万人に上っています。
これが「スペイン風邪」と呼ばれるインフルエンザで、名称からスペインが発源地であると誤解する人が多いですが、実は、これも中国が発生源でした。そもそもは、1917年に中国の南方で発生したものが、船便を通じて世界各国へと拡散したのです。」と語っている。

太古より疫病の発生源は中国で、中国滅亡史=疫病史であることがわかる。さらに、中国は言論統制の国であり、また、WHOまでも金の力で牛耳っているため、事実隠蔽が平然と行われ、そのために被害が大きくなってしまう傾向があると著者が警告している。

中国の疫病汚染から身を守りたいと願う人類必読の書。韓国版などの多言語版も早期に出版されるべきだろう。

著書紹介:
新型肺炎感染爆発と中国の真実
中国五千年の疫病史が物語るパンデミック
黄文雄/著

発売日:2020年02月29日
ISBN:978-4-19-865082-7
判型/仕様:新書判
定価:本体1,100円+税

内容紹介:

中国発の疫病を警告し続けてきた著者が、中国で新型肺炎が発生し世界へ拡散した理由と、中国の言論統制、WHO支配、台湾排除の実態を明かす!

世界の疫病の発生地となりつづけてきた中国。ペスト、コレラ、インフルエンザなどの疫病の拡散は世界の歴史を大きく動かしてきた。

中世ヨーロッパのペスト流行から元の世界支配の終焉、明帝国の滅亡など、中国発の疫病はいかに世界を変えてきたのか。現在の新型肺炎はどこまで被害をもたらし、次に何が起こるのか。完全解説している。

第1章 新型肺炎はなぜ中国で発生し、世界に拡散したのか

◎感染拡大が止まらない新型肺炎の脅威
◎やはり中国は情報を隠蔽していた
◎中国で疫病が発生、拡大する9つの理由
◎台湾をWHOから排除する中国の姑息
◎中国政府の情報隠蔽体質が絶対なおらない理由 ほか

第2章 世界史を変えてきた中国発パンデミック

◎中華の中原は世界の疫病拡散地
◎中国の疫病による死亡者数は「無算」
◎海を渡って大陸から日本へやってきた大疫
◎戦後の台湾を急襲した中国の「疫病神」
◎疫病史が語る中国歴代王朝衰亡の悲劇と惨状
◎疫病の猛威が突きつける中国の文明史的課題 ほか

第3章 疫病拡散の温床となる中国の社会風土

◎九大苦に蝕まれる中国農村社会の断末魔
◎環境汚染がもたらす中国国民の自家中毒
◎とまらないニセ薬の被害
◎他人の不幸を喜ぶ「辛災楽禍」の国と民 ほか

第4章 ずさんな中国の医療衛生の実態

◎新型肺炎で露呈した中国医療衛生の現状
◎中国で医師の転職や国外脱走が多いのはなぜか
◎外国人をカモと見なす中国の医療制度
◎疫病で儲ける中国商人の便乗商売
◎国民の4割が結核保菌者という「東亜病夫」

第5章 新型肺炎「COVID-19」が世界に与える影響

◎中国発疫病への警告が現実に
◎世界は中国を切り離しはじめた
◎外国企業にとっては中国撤退の好機となる可能性
◎再び香港で怒りが爆発する可能性
◎軌道修正を迫られる中国 ほか

第6章 中国発の脅威にどう対処すべきか

◎コロナウイルスとは何か
◎「陰謀説」の裏側
◎新型肺炎の名称をめぐる「忖度」
◎「天命思想」による弊害
◎同じことは何度でも起こる ほか

著者プロフィール

黄文雄 (こう ぶんゆう)

1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。1994年、巫永福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞受賞。日本、中国、韓国など東アジア情勢を文明史の視点から分析し、高く評価されている。 著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』『世界から絶賛される日本人』『韓国人に教えたい日本と韓国の本当の歴史』『中国の正体 知ってはいけない「歴史大国」最大のタブー』(以上、徳間書店)、『もしもの近現代史』(扶桑社)など多数。