[토시키 아오야마] 지난해부터 올해까지 한국 공연 및 여섯 차례 유럽 공연을 성공시키며 신들린듯한 니혼 필하모니 교향악단의 "제227회 선데이 콘서트"를 6월 2일 도쿄 이케부쿠로의 도쿄 예술 극장에서 관람했다.

지휘는 일본을 대표하는 여성 지휘자로서 니혼 필하모니 교향악단 음악 파트너를 맡아 2015년 한일 국교 정상화 50주년 기념 조수미 Gala 공연을 지휘한 것으로 알려진 니시모토 토모미.

니시모토 토모미 (西本智実)는 2004년 "Newsweek JAPAN"의 "세계가 존경하는 일본인 100명"에 선출됐고 일본에서 가장 미디어 출연이 많으며 압도적 인기를 자랑하는 지휘자의 한명으로 손꼽힌다.

바이올린은 일본을 대표하는 베테랑 여성 바이올린 주자인 마에하시 데이코 (前橋汀子). 2017년에 연주 활동 55주년을 맞아 (초등수장을 수상. 같은 해, 첫 자서전 "나의 바이올린"(하야카와 서점)을 상재. 일본을 대표하는 바이올리니스트로서 구소련 유학 시절을 포함한 그간의 삶을 이야기한 저서는 각계에서 절찬을 받고 있다.

전반, 마에하시는, "지고이네르 바이젠" "서주와 론도 카프리치오조" 차르다시"의 세 곡을 연주. 니혼필과 호흡이 맞는 표정 풍부한 베테랑다운 연주. 특히, "지고이네르 바이젠"에서는, 곡 표현의 능수함, 정중하게 불러 올려가는 표현이 빛났다.

후반은 베토벤 교향곡 제7번. 오래 전부터 명연이 많은 "베토벤 7"이지만, 막바지로 접어들면서 피가 끓고 획이 약동하는 듯한 일본 필의 역동적이고 힘찬 연주로 청중을 미소를 선사했다.

니시모토 토토미의 지휘 모습은 다카라즈카의 스타처럼 늠름하고 아름답게 클래식 악단에 새로운 바람을 일으키고 있다. 니시모토 토모미 & 니혼 필하모니 교향악단은 7월 6일 요코하마 미나토 미라이 홀에서 정기 연주회를 개최한다.
https://www.japanphil.or.jp/en/concert/23364

227th Sunday Concert:Japan Philharmonic Orchestra

Performer:
Conductor: NISHIMOTO Tomomi, Music Partner
MAEHASHI Teiko

Program.
Camille SAINT-SAËNS:Introduction and Rondo capriccioso, op.28
Pablo de SARASATE:Zigeunerweisen, op.20
Vittorio MONTI: Csardas
Ludwig van BEETHOVEN:Symphony No.7 in A-major, op.92

昨年から今年にかけて韓国公演、第六回ヨーロッパ公演を成功させ、もっか絶好調の日本フィルハーモニー交響楽団の「第227回サンデーコンサート」を6月2日東京・池袋の東京芸術劇場で聴いた。

指揮は、日本を代表する女性指揮者で、日本フィルハーモニー交響楽団ミュージック・パートナーを務め、2015年に日韓国交正常化50周年記念スミ・ジョーGalaコンサートを指揮したことで知られる西本智実。

西本智実は、2004年「Newsweek JAPAN」の「世界が尊敬する日本人100人」に選出されており、日本で最もメディア出演が多い圧倒的人気を誇る指揮者の一人として知られている。

バイオリンは、日本を代表するベテラン女性バイオリン奏者の前橋汀子。2017年に演奏活動55周年を迎え、旭日小綬章を受章。同年、初の自叙伝「私のヴァイオリン」（早川書房）を上梓。日本を代表するヴァイオリニストの旧ソ連留学時代を含めたこれまでの人生を語った著書は各界で絶賛されている。

前半、前橋は、「ツィゴイネルワイゼン」「序奏とロンド・カプリチオーゾ」「チャルダッシュ」の三曲を演奏。日本フィルと息の合った表情豊かなベテランらしい演奏。特に、「ツィゴイネルワイゼン」では、歌い回しの上手さ、丁寧に歌い上げていく表現が光った。

後半は、ベートーヴェン交響曲第７番。古くから名演が多い「ベト7」だが、終盤に向かうにつれて、血沸き肉躍るような日本フィルのダイナミックでパワフルな演奏で、聴衆を沸かせた。

西本智実の指揮姿は、宝塚スターのような凛々しさがあり美しく、クラシック楽壇に新たな風を巻き起こしている。西本智実＆日本フィルハーモニー交響楽団は、7月6日横浜みなとみらいホールで定期演奏会を開催する。
https://www.japanphil.or.jp/en/concert/23364