[토시키 아오야마] 5월 22일부터 5밤 연속 방송된 텔레비전 아사히 개국 60주년 기념 드라마 "하얀거탑"

야마사키 도요코의 동명 장편 소설 원작의 "하얀거탑"은 일본에서는 드라마와 영화 등 영상화된 것이 이번이 6번째이다. 한국 MBC에서 2007년에 텔레비전 드라마화되었던 것을 포함하면 영상화된 것은 무려 7번째가 된다. 한국판 "하얀거탑"의 주역은 김명민으로 2008년 도쿄 나카노 썬 플라자에서 한국판 "하얀거탑" 팬 미팅도 개최된 바가 있다.

오사카 대학 병원을 무대로 의료 드라마의 틀을 넘어 인간의 "출세욕""금전욕""애욕"이란 본성에 접근한 작품으로서 간행에서 50년이 지난 지금까지 많은 사람들에게 사랑 받는 "불후의 명작"으로 유명하다.

이번 시청률은 전편이 2자릿수를 기록하면서, 평균 시청률은 13.3%(비디오 리서치 조사:간토 지구).

제1일 밤은 12.5%, 제2일 밤은 11.8%, 제3일 밤은 12.2%, 제4화는 13.5%, 그리고 최종화는 15.2%로 갈수록 좋아지면서, 전편이 모두 이 시간대에서 1위에 올랐다.

그 영향인지 텔레비전 아사히는 5월 제4주(20일~26일) 주간 시청률로 전일(6~24시) 골든대(19~22시), 프라임대(19~23시) 모두 톱에 오르며 3관왕을 달성했다.

이 결과를 받아 지난 5년 연속 연간 시청률 3관왕을 계속 유지하고 있는 니혼 텔레비전의 오오쿠보 요시오 사장은 정례 브리핑에서 "힘겨운 싸움이 된다"라고 말했고, 후쿠다 히로유키 편성 국장은 "위기감을 가져야 한다고 생각합니다. 시청자 여러분의 니혼 TV에 대한 기대감이 낮아지고 있습니다. 우리가 발신하는 프로그램을 지지받도록 하겠습니다."는 말이 나올 정도였다.

단 1주, 3관왕을 빼앗긴 형태였지만, 니혼 텔레비전에 있어서 무엇이 문제인가.

올해 4월 제1주에 2관왕을 획득한 것이 TBS이며 그 다음주부터 전일대에서는 텔레비전 아사히가 7주 연속 톱을 계속 차지하고 있다. 이것은 텔레비전 개국 이래, 처음 있는 일이며, 지난주 드디어 염원인 3관왕을 달성한 것인데, 다시 말하여 챔피언인 니혼 텔레비전이 4월 이후 트리플이 없다는 것이다.

더욱이 지난주에는 압도적 차이로 TV 아사히에 패하였으니 충격이 클 수밖에 없었을 것이며, 그것을 이끈 것이 바로 명작 "하얀 거탑"이다.

지금까지는 주인공 자이젠 고로를 타미야 지로(78년), 카라사와 도시아키(03년)가 맡은 후지 텔레비전의 작품이 유명하지만 사실 처음에 티비에서 드라마화한 것은 텔레비전 아사히이며 주연은 사토 케이. 이번은, 약 반세기만의 제작으로, 이 작품에 대해서 염려도 있었을 것이다.

이번에 자이젠을 맡은 것은 V6의 오카다 준이치로서 지금도 쟈니스를 대표하는 배우이다. 자이젠의 동기이자 라이벌 사토미 슈지에는 마츠야마 켄이치, 자이젠의 스승에 해당하는 제일 외과 교수에게 테라오 아키라, 자이젠의 애인으로는 사와지리 에리카 등등이 출연했다. 텔레비전 아사히 개국 60주년 기념 드라마인 만큼, 출연진의 면면을 보면 상당히 기합이 들어갔다는 것을 알 수 있다.

특히 자이젠을 맡은 V6의 오카다 준이치와 자이젠의 정부로 등장하는 에리카의 정사 장면도 성적 매력 만점이어서 자이젠과의 30초 이상의 농후한 정사 장면이 그려졌고, SNS에서는 "에리카의 색기가 장난 아니다!""에리카가 가장 적절한 개스팅이고 게다가 아름답다" "아우라가 위험하다" "사와지리 에리카와 오카다군의 카라미 (얽히고 섥힘)가 최고"등의 반향이 있었다.

어느 시대나 드라마 시청률의 열쇠는 러브신인가?

[Photo(C)テレビ朝日]

5月22日より5夜連続で放送されたテレビ朝日開局60周年記念ドラマ「白い巨塔」
山崎豊子の同名長編小説が原作の「白い巨塔」は、日本でドラマや映画など映像化されたのが今回で6回目。

韓国MBCで2007年にテレビドラマ化されたのでそれを含めると映像化されたのはなんと7回目となる。

韓国版「白い巨塔」の主役は、김명민で、2008年、東京中野サンプラザにて韓国版「白い巨塔」ファンミーティングも開催された。

大阪の大学病院を舞台に、医療ドラマの枠を超えて人間の「出世欲」「金銭欲」「愛欲」という本性に迫った作品で、刊行から50年経った今なお多くの人々に愛され“不朽の名作”と名高い。

視聴率は全話とも2桁を記録して、平均視聴率は13・3%(ビデオリサーチ調べ:関東地区)。

第1夜は12・5%、第2夜は11・8%、第3夜は12・2%、第4話は13・5%、最終夜は15・2%と尻上がりに良くなって、全話が同時間帯で1位に。

その影響かテレビ朝日は、5月第4週(20日~26日)の週間視聴率で、全日(6~24時)ゴールデン帯(19~22時)、プライム帯(19~23時)、いずれもトップとなり3冠を達成した。

この結果を受け、5年連続で年間視聴率3冠王を続ける日本テレビの大久保好男社長は定例会見で「厳しい戦いになる」と漏らし、福田博之編成局長からは「危機感を持ってとらえています。視聴者の皆さんの日本テレビへの期待感が薄くなっているということ。我々の発信する番組が支持されるようにしていきたい」との発言が出るほどだった。

たった1週、3冠を奪われた形となったが、日本テレビにとって何が問題なのか。

今年度は4月の第1週に2冠を取とったのがTBS。その翌週から、全日帯ではテレビ朝日が7週連続でトップを取り続けているのです。これはテレ朝開局以来、初めてのこと。

そして先週、ついに念願である3冠を達成したわけですが、見方を変えれば王者である日本テレビは4月以降、3冠がないということになる。

しかも先週は圧倒的な差をつけられてテレビ朝日に破れたのですから、ショックは大きいということだろう。

それを牽引したのが名作「白い巨塔」だったというわけだ。

これまでは、主人公の財前五郎を田宮二郎(78年)や唐沢寿明(03年)が演じたフジテレビの作品が有名だが、実は最初にテレビでドラマ化したのはテレビ朝日で、主演は佐藤慶。今回は、約半世紀ぶりの制作で、同作品に対して思い入れもあるだろう。

今回、財前を演じたのはV6の岡田准一で、いまやジャニーズを代表する俳優である。

財前の同期でライバルの里見脩二には松山ケンイチ、財前の師に当たる第一外科教授に寺尾聰、財前の愛人に沢尻エリカ、ほかにも岸部一徳、椎名桔平、柳葉敏郎、斎藤工、山崎育三郎、高島礼子、市毛良枝、岸本加世子...。

テレビ朝日開局60周年記念ドラマだけあって、このそうそうたる顔ぶれをみれば気合の入れ方がわかるというものだ。

財前を演じたV6の岡田准一と財前の愛人を務めた沢尻エリカの濡れ場もお色気たっぷりで

財前との30秒以上の濃厚なラブシーンが描かれ、SNSでは「沢尻エリカの色気ハンパない!」「沢尻エリカが一番ハマってる。しかも美しい」「オーラがやばい」「沢尻エリカと岡田くんの絡みが最高」などの反響があった。

いつの時代もドラマ視聴率の鍵は、「ラブシーン」か。