[도쿄 리포터=토시키 아오야마] 지난 12월 15일과 16일 북해도를 대표하는 프로 오케스트라인 삿포로 교향악단의 연말 풍물시 베토벤 교향곡 제9번 연주회인 사쿄와 제9번 (札響と第9)이 삿포로 콘서트홀 Kitara에서 열렸다.

삿포로 교향악단이 1961년 시작한 정기연주회는 600회를 넘어 명실상부한 홋카이도 음악문화의 리더로 자리매김하고 있다.

헤이세이 마지막을 장식하는 베토벤 교향곡 제9번은, 지금까지의 인상을 뒤집는 신선함과 사람의 생명을 접할 수 있는 높은 수준의 연주. 삿포로 교향악단은 현의 울림이 아름답고 맑고 깨끗한 연주였다.

솔리스트 중에서도 특히 바리톤 가수 요나시로 타카시의 노랫 소리는 하늘을 찌를 듯한 강인한 울림으로 관객의 호응을 얻었다.

합창은, 사츠비키 합창단, 삿포로 방송 합창단, 삿포로 오오타니 대학 예술 학부 음악학과 합창단에 의한 혼성 합창단.

마지막 환희의 클라이맥스에서는, 훌륭한 흥취를 자랑했으며 오케스트라, 솔리스트, 합창 모두 높은 수준으로 관객들의 호응도가 높았다. 

당일 기념해야 할 헤이세이 마지막 제9번 연주는 듣는 사람의 마음을 채우는 최선의 시간을 제공했다.

[Photo:(C)札幌交響楽団]

12月15日・16日両日、北海道を代表するプロオーケストラである札幌交響楽団の年末の風物詩、ベートヴェン交響曲第九番演奏会「札響と第9」が、札幌コンサートホールKitaraで開催された。

札幌交響楽団は、1961年に始まった定期演奏会は600回を超え、名実共に北海道の音楽文化のリーダーとしての存在感を強めている。

平成最後を飾るベートヴェン交響曲第9番は、今までの印象を覆すような新鮮さと人の命に触れるような高い水準の演奏。

札幌交響楽団は、弦の響が美しく、透明感があり艶やかで、エネルギッシュな演奏であった。

ソリストの中でも特にバリトン歌手の与那城敬氏の歌声は、天を突き抜けるような強靭な響きで観客の好評を博した。

合唱は、 札響合唱団、札幌放送合唱団、札幌大谷大学芸術学部音楽学科合唱団による混成合唱団。最後の歓喜のクライマックスでは、見事な盛り上がりを魅せた。

オーケストラ、ソリスト、合唱の全てが高水準で観客の反応も上々。  

当日は記念すべき平成最後の第九演奏に拍手が鳴りやまず、聞く者の心を満たす最良の時間を提供した。