[도쿄 리포터=토시키 아오야마] 지난 12월 6부터 크리스마스의 풍물시, K-발레 컴퍼니의 "호두까기 인형"이, 도쿄 시부야 Bunkamura 오차드 홀에서 상연되고 있다.

2005년에 발표되어 제5회 아사히 무대 예술상을 수상한 쿠마카와 테츠야 연출 버전 "호두까기 인형"은 K=발레 컴퍼니의 수많은 레퍼토리들 중에서도 특별히 배려가 깊은 작품의 하나라고 할 수 있다.

쿠마카와 판 호두까기 인형은 사랑과 꿈으로 가득찬 극상의 판타지로서, 제4막의 빗발치는 가루눈 속에서 춤을 추는 장면은 필설로 다할 수 없는 미의 극치이다.

관객은 인간계와 인형의 나라를 이어주는 눈의 나라에서 K-발레의 가장 큰 매력 중 하나인 콜 드 발레(군무)의 미에 도취되며, 마리히메역의 고바야시 미나의 섬세한 포안 토워크도 매혹적이었다.

무대는 처음부터 끝까지, 호화 현란 눈을 뗄 수 없는 전개 속에서 K-발레만이 가능한 오리지날리티 넘치는 미의 극치에 관객은 대만족. 한 발 앞서 최상급의 크리스마스를 맞이했다.

K-발레 컴퍼니쿠마카와 판 호두까기 인형은 12월 9일까지 Bunkamura 오처드 홀에서 공연된다.

12月6日よりクリスマスの風物詩、Kバレエカンバニー「くるみ割り人形」が、東京渋谷・Bunkamuraオーチャードホールで上演されている。

2005年に発表され、第5回朝日舞台芸術賞を受賞した熊川哲也演出版「くるみ割り人形」。Kバレエカンパニーの数あるレパートリーの中でも特別な思い入れが深い作品の一つと言えるだろう。

熊川版「くるみ割り人形」は、愛と夢に満ちた極上のファンタジーだが、第一幕・第4場の降りしきる粉雪が舞い踊る場面が、筆舌に尽くしがたい美の極致で、印象的であった。

人間界と人形の国を繋ぐ雪の国で、Kバレエの最大の魅力のひとつであるコール・ド・バレエ(群舞)の美に酔いしれた。マリー姫役の小林美奈の繊細なポアントワークも魅了的であった。

舞台は初めから最後まで、豪華絢爛で目が離せない展開。Kバレエならではのオリジナリティあふれる美の極致に観客は大満足。一足先に最上級のクリスマス迎えた。

Kバレエカンバニー熊川版「くるみ割り人形」は、12月9日までBunkamuraオーチャードホールで上演される。